異例の謝罪放送
- 2021年12月26日放送BS1スペシャル 「河瀨直美が見つめた東京五輪」
- NHK大阪「東京五輪反対デモにお金」字幕に不確かな情報と謝罪放送
- 有本香「他のデモでは支給があり、この男性のように小遣い稼ぎ感覚だったということ」
- 男性「五輪反対デモに参加したかどうか記憶が曖昧」口止め料?脅迫?捏造?
2021年12月26日放送BS1スペシャル 「河瀨直美が見つめた東京五輪」
「河瀬直美が見つめた東京五輪」
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2021年12月31日
五輪反対デモに参加したという男性に取材。
金もらって動員されているという話が。 pic.twitter.com/JRIQLdXOcm
問題となったのは2021年12月26日放送のNHKBS1スペシャル 「河瀨直美が見つめた東京五輪」における上掲のシーン。
男性に取材している最中の字幕だが、男性が映像中で発言したものとは見えないものになっていました。
NHK大阪「東京五輪反対デモにお金」字幕に不確かな情報と謝罪放送
NHK大阪のHPのトップページに『BS1スペシャル 「河瀨直美が見つめた東京五輪」について⇒詳しくはこちら』という案内があり、リンク先に上掲文章が掲載されました。
男性を取材した場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕をつけました。NHKの取材に対し、男性はデモに参加する意向があると話していたものの、男性が五輪反対デモに参加していたかどうか、確認できていないことがわかりました。NHKの担当者の確認が不十分でした。
TVでも謝罪放送を実施。その予定については主にスポーツ紙などが事前に報道。
日刊スポーツNHK大阪、字幕の一部に不確かな内容があり謝罪 捏造については否定[2022年1月9日18時40分]
NHK大阪放送局(大阪市)が9日、同局で会見を開き、昨年12月26日に放送(30日再放送)したBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」後編の字幕の一部に不確かな内容があったとして、謝罪した。
9日午後10時49分から2分間、NHKのBS1で、今回の経緯の説明と謝罪を放送する。
有本香「他のデモでは支給があり、この男性のように小遣い稼ぎ感覚だったということ」
謝罪がかえって墓穴掘ったね。要するに、いろいろなデモで参加者にお金が支給されていて、この男性のように小遣い稼ぎ感覚で「今度はあれ行こうかな」とする人がいたということ。この人が当該の五輪反対デモに行ったか否か、金をもらったか否かの確認が甘かっただけで。https://t.co/IEqrPRmvaq
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2022年1月9日
虎ノ門ニュースでおなじみの有本香 氏は「他のデモでは支給があり、この男性のように小遣い稼ぎ感覚だったということ」と指摘。
確かに、NHKが「不確か」と説明したのは動画の字幕の一部分だけであり、それ以外の男性が発言している部分は否定していない。
各所の報道では、「(NHKは)男性は別のデモに参加した時に現金を受け取ったことがあると説明していたという」と書かれている。
男性「五輪反対デモに参加したかどうか記憶が曖昧」口止め料?脅迫?捏造?
今回のNHKの説明で気になる部分が
毎日新聞 NHKの河瀬直美さんの五輪番組、字幕に不確かな内容 21年放送 毎日新聞 2022/1/9 18:12(最終更新 1/9 22:21)
放送後に視聴者から指摘を受け、NHKが今年1月に改めて男性に確認したところ、男性は五輪反対デモに参加したかどうか記憶があいまいだったという。
そんなバカなことがあるか。
考えられるとすれば、最初から男性が嘘をついていたか、放送後に男性にアプローチして脅迫ないし口止め料による懐柔などが行われたかのいずれかだろう。
前掲日刊スポーツでは
発覚の経緯として、視聴者から同局へ「この男性がデモに参加したのは本当ですか」などの問い合わせが相次いだという。捏造(ねつぞう)については否定した。
ともありますが、東京五輪反対デモは右派グループも左派の過激派も行っていたということは公安調査庁の報告書でも書かれ、現行犯逮捕者も出ているところ、いったいなぜ「絶対にお金は出ていない」という確信を持って発信しているのか、本当に謎です。
私の動画ツイートに対しても「そんなのは嘘だ」「私も参加したがお金の支払いは無かった、だから捏造だ」のような反応が多数寄せられました。
五輪反対派でデモを行ったのは右派グループもいるということが公安の報告書でも記載されてるんですが、あなたは右派グループの事情にも精通してる【反対派デモマスター】なんでしょうか?なぜ現時点でデマだと断言できるんでしょうか? https://t.co/NWV10vmTIn
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2022年1月3日
反対派は右も左も示し合わせていたんでしょうか?という疑念すら抱くような断定ぶりでした。
ところで、彼らは北京五輪についても反対しないのでしょうか?
実際にデモを行った者らとネット上で過激な言動をしている者がどれだけ重なるか不明ですが、反対派は開催そのものの否定から選手に対する出場辞退を迫ることまで、ありとあらゆる手段を行ってきましたから、「外国での開催だから」だとか「中国で感染が広がってもしったこっちゃないから反対しないだけだ」のような物言いは言い訳になっていません。
東京五輪反対派がどんなことをしてきたのかについては以下でまとめています。
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