NIKEのCMは朝鮮学校が舞台だった可能性が。
- チマチョゴリを着ている女学生は朝鮮学校生では
- YAMAMOTOからKIMへの名前の変更の意味が
- 特異な目で見られるのは当たり前
- NIKEジャパン「若者が自分の望む変化を生み出す手段としてのスポーツを表現」
- 「ナイキ不買!」「日本人差別!」の前に
チマチョゴリを着ている女学生は朝鮮学校生では
チマチョゴリを着ている女学生が移りますが、これを着ているのは朝鮮学校の生徒くらいのものでしょう(現在は作中にもあるように、ブレザーなど別の制服着用が多いらしいが)。
※韓国人留学生もあり得るが、そういう描写ではない。
ということは、白眼視されている描写のシーンって、朝鮮学校ということに。
実際、朝鮮学校の生徒が演じているということを朝鮮学校がツイートしてますし。
※個人情報部分は伏せました。
NIKEの公式動画では「アスリートのリアルな実体験に基づいた」
と書かれています。
朝鮮学校はそんな雰囲気があるんでしょうか?
※動画内では「転校生を紹介します」というシーンがありますから、仮に朝鮮学校に所属する前の話だったとすると、転校を少なくとも2回したということになります。すると、朝鮮学校所属前にチマチョゴリを着ていたということなんでしょうか?で、転校して所属した後はブレザーなんでしょうか?動画のシーンからさらに転校した先が尼崎朝鮮初中級学校だったのでしょうか?
※中学1年の当初から尼崎朝鮮中級学校に所属していたことは確かめられます。なので、小学生時代の実体験ということになるはずですが、そうすると、チマチョゴリも小学生のときに着用して登校していたのでしょうか?
YAMAMOTOからKIMへの名前の変更の意味が
そうだとすると、このシーンは"YAMAMOTO"という日本名を名乗っていた者が、朝鮮学校の同調圧力を受けて"KIM"という本来の名前に修正するよう、テープを貼って対応した、というような、違った意味に見えてきますね。
というかこれはユニフォーム規程違反です。ちゃんと名前が印字されているものを用意してあげられなかったんですかね?こんなテープ貼ってたらそりゃ奇異の眼で見られますよ。
NIKEのCMは朝鮮学校に対して差別的なんじゃないでしょうか?
特異な目で見られるのは当たり前
なお、【日本着物を着た子が日本の学校に通う】、という描写であっても、特異な目で見られるのは当然というか、みんな「おお、珍しいな」って感じで見ますよね?
それがいったいなぜ「悪い出来事」のように描写されてるんでしょうか?
NIKEジャパン「若者が自分の望む変化を生み出す手段としてのスポーツを表現」
(2/2)ナイキCM、「差別」踏み込んだ動画の真意 広報担当者「このフィルムの目的は...」: J-CAST ニュース
ナイキジャパンの広報は12月1日、J-CASTニュースの取材に対し、CMの意図だけに絞って次のようにコメントした。
「このフィルムの目的は、若者が自分の望む変化を生み出し、自らの未来を形成するために力づける手段としてスポーツを推進することです。私たちは、スポーツがより良い世界がどのようなものであるかを伝え示す力を持ち、世界を前進させるポジティブな変化を促す原動力になると考えています。ナイキは声を大にしながら全ての人々に対する包摂性、敬意と公平な対応を訴えていきます」
NIKEジャパンの制作意図としてはこのようなものだったようです。
政治的・日本人差別の目的ではない(という建前)ということ、広告のターゲットとしてマイノリティを念頭に置いていたということでもなく、普遍的なテーマを扱っていたということになります。
確かに3人の少女のうち1名は特にマイノリティ属性が伺われない人物(純日本人)と見受けられ、彼女の場合は周囲からの期待(押しつけられている)による役割からの変化、という文脈が伺えます。
そうだとすると、「現代の在日問題を考察する」という架空のWEBサイトの描写や大坂なおみ選手のBLMに関する動画の描写などは、「政治的メッセージ」であると視聴者が受け取ることに繋がり、ただの「ノイズ」でしかないなと思います。
現実に、いろんな立場の人があれを「政治的なメッセージだが臆することなく発信した」のような受け取り方をしていました。
良い政治的メッセージですよね。
— takanori (@prayforsky888) 2020年11月28日
日本人はそんな差別はしないという方もいますが国問わず人種、民族、文化で差別意識を態度で表に出す人絶対はいます。
— スレパファイターひろゆき (@oaHXiMcLqjvyR6w) 2020年11月29日
賛否両論はあると思いますが考えさせられるきっかけになるいいCMだと自分は思います。
これではNIKEジャパンの制作意図と視聴者の理解にズレが生じています。
これでよかったのでしょうか?
「ナイキ不買!」「日本人差別!」の前に
これ作った人…てか、NIKE…朝から泣かすよ。
— 古坂大魔王 (@kosaka_daimaou) 2020年11月28日
だから、NIKEの靴やら服やらカッコいいんだね。
こんなの作れちゃうんだもの。
そりゃかっこいいわ! https://t.co/SjIChoQYdV
YouTubeで流れてくるNIKEのCMがめちゃくちゃかっこいい…!子どもたちをエンパワーメントしてくれる内容。こういうCMならドシドシ流してください!
— ゆるね(ふたり) (@yurunepaper) 2020年11月28日
・ある集団内でマイノリティが生きづらさを感じている
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2020年11月29日
⇒集団に溶け込まないといけないという同調圧力
⇒他人の価値判断に適うように行動しなきゃいけないという自己規定
・それに合わせる必要はないのだ、というメッセージ
こういう風に捉えました。
NIKEが本来意図したものは、こういう反応が得られるようなメッセージの発信だったはずです。
(※3つ目の私のツイートは「一見するとマイノリティ属性が際立っているが、より抽象化して捉えると、同調圧力というどの社会にも存在する障壁を表現している」という趣旨です。)
それが、不用意なシーンを挿入したことで政治的要素というノイズが入り込んでしまった、というようにしか見えません(隠れた目的があるなら別ですが)。
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