事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

「ファイザーCEOはワクチンを打ってない」「私は打つべきではないと発言した」について

ファイザーCEOワクチン接種していない

「ファイザーCEOはワクチンを打ってない」

「私は打つべきではないと発言した」

について情報を整理。

「ファイザーCEOはワクチンを打ってない」

ファイザーCEOのアルバート・ブーラ氏が2回目のワクチン接種を受けていることを示すツイートと画像

日付は【2021年3月11日】です。

『「ファイザーCEOは私は打つべきではない」と発言した』

Twitterなどで拡散されてる動画(ファイザーCEOが未だワクチン接種をしていないことを不審視させる内容のもの)の元動画は、CNBCの2020/12/14にUPされた動画です。

上掲動画の1分40秒から。「CEOはワクチン接種はいつ頃行うのか?」という問いに対して「近いうちに」と答えた後に続いて発言した内容です。

彼は「私自身は59歳で健康であるし、前線に出て働く立場では無いから、私のような者は接種するべきではない」と発言しています。

その趣旨は、当時の接種優先対象だった「高齢者や基礎疾患持ち」ではないから「今現在は順番待ちをするべきである」というものです。

割り込みの事例として示されることが無いように気を付けたい」と言っています。

The only sensitivity here is … that I don't want to have an example that I'm cutting the line.

「唯一気がかりな点は…私自身が割り込みの事例にはなりたくないということだ」

切り取られた「接種勧奨のために早くワクチン接種をするかもしれない」

拡散されている動画は途中で切り取られていますが、その続きがあります。

アルバート・ブーラ氏は、自分の番ではなくとも、会社(つまりファイザーワクチンの)の信頼性をデモンストレートするために早めに接種することはあるだろうと発言。

さらに、仮にそうしても、他の役員らは接種しないことを決めているとしています。

やはり、「割り込み・順番抜かし・上級国民優先」とみられるのを回避したいという想いで発言しているのが分かります。

実際、アメリカでは医療アクセス強者の富裕層が「我先にと接種に走る」事例が発生しており、批判が生まれていましたからね。

これが現実です。

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