五輪開会式ディレクターのラーメンズ小林賢太郎のネタが炎上。
- ユダヤ人団体サイモンヴィーゼンタールが抗議
- ラーメンズ小林賢太郎炎上ネタの元ネタはNHK「できるかな」
- 五輪開会式ディレクターの「ユダヤ人虐殺ごっこ」と障害者ネタのブラックジョークの炎上
- 追記:解任されました。
ユダヤ人団体サイモンヴィーゼンタールが抗議
SWC Condemns #Antisemitic Remarks by Director of Opening Ceremony of Tokyo #Olympics2021 https://t.co/eLtW8II9kY
— SimonWiesenthalCntr (@simonwiesenthal) 2021年7月21日
SWC Condemns Anti-Semitic Remarks by Director of Opening Ceremony of Tokyo Olympics(魚拓)
ユダヤ人団体サイモンヴィーゼンタールが五輪開会式ディレクター小林賢太郎氏の約20年前のコメディネタの一場面として現れた「ユダヤ人虐殺ごっこ」発言について抗議。
なお、この声明ではなぜか"bullying of disabled individuals"と、「障害者いじめ」を行ったとしてますが、そういうことはあったんでしょうか?
「障害者ネタ」はありましたが。
それにしても、「反ユダヤ主義の発言」という評価は、非常に尊大で不愉快です。
この団体、何でもかんでも話を大きくして騒いでるんですよね。
※追記:"bullying of disabled individuals"についてはサイレント修正されました。
ラーメンズ小林賢太郎炎上ネタの元ネタはNHK「できるかな」
「ユダヤ人虐殺ごっこ」ネタは、ラーメンズのコントでNHK教育番組「できるかな」のパロディを演じたもののうち、小林賢太郎が口走った一場面のものです。
元の発言は正確には
小林「あ~ユダヤ人大量惨殺ごっこやろうといったときのな」
片桐「トダさんお怒ってたなぁ~」
小林「放送できるか!ってな」
です。
小林賢太郎が「ノッポさん」、片桐仁が「ゴン太くん」の恰好をしています。
五輪開会式ディレクターの「ユダヤ人虐殺ごっこ」と障害者ネタのブラックジョークの炎上
さっそく騒がしくなってるようです。https://t.co/CeamEfRh0T pic.twitter.com/ETdSQ7uIUl
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2021年7月21日
「ユダヤ人虐殺ごっこ」発言は、「NHK教育番組で絶対に言わないようなことを言っている」というブラックジョークとして構成されているのが分かります。
ただ、このコントの全編がブラックジョークだったのではなく、必然性の無い展開であると言えます。
これをたとえば「児童虐待」とかに置き換えてみたら、その不適切さが感ぜられるのではないでしょうか。
つまり、当時としても筋が悪いコメディネタとして扱われるもので、「失敗」と評価されるべきものだと思います。
そういう意味で、現実に被害者が出ている小山田圭吾の「いじめ」(犯罪行為)や、「のぶみ」の社会的に悪影響を与えた似非育児マンガとは悪性の度合いは違いますが、何らかの対応は必要になってくると思います。
追記:解任されました。
小林賢太郎氏が解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストネタ動画https://t.co/1QRNQ2iCPt
— 毎日新聞 (@mainichi) 2021年7月22日
23日の開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人の小林氏が解任されました。大会組織委員会関係者が22日、明らかにしました。
小山田は解任じゃなくて自主的な辞任になってるあたり、小林氏の方が重く見られたような形なんですが、これは好ましいことなんでしょうか?
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