時系列で把握する安全保障を脅かされた歴史
- 3月15日魚屋のおっチャンネルに出演した菅義偉元総理大臣
- 船長を中国の恫喝に負けて釈放したら露大統領が北方領土、韓国大統領が竹島に
- 菅直人総理大臣による海保巡視船に追突した中国漁船船長解放指示と民主党政権幹部の証言
3月15日魚屋のおっチャンネルに出演した菅義偉元総理大臣
3月15日、生田よしかつ氏が運営する「魚屋のおっチャンネル」に菅義偉(すがよしひで)前総理大臣が出演しました。
安全保障に関する話の中で今一度振り返るべき認識が示されています。
船長を中国の恫喝に負けて釈放したら露大統領が北方領土、韓国大統領が竹島に
日本でも色んな危機があったのも事実なんですよね。まだご記憶あるかと思いますけど、2009年に民主党政権ができて、鳩山さんという民主党の首相が居ましたよね。あの人が沖縄県の普天間基地、これはもう世界で一番危険だと、それで辺野古というところに移転すると日米で決めたんですけど、最低でも県外と言い始めたんですよね。最低でも県外と総理大臣が言ったんもんですから、日米関係が極めて厳しくなるわけですよ。日米関係が厳しくなって何が起きたかと言えば、まず一番先に尖閣の海域に中国の漁船が出てきて、日本の海上保安庁の巡視船に衝突したときってあったじゃないですか。あれを船長を逮捕したのは良かったんですけど、中国の恫喝に負けて釈放しましたよね。そしたらそのあとにですね、ロシアの大統領が初めて北方領土に足を踏み入れたんです。さらにその後に韓国の大統領が竹島に足を踏み入れた。ですから、外交安全保障、外交というのはこれだけ冷徹なことだということを私は思い知らされましたよね。日本はNothingだとまであのときは言われたんですね。それで安倍政権ができて安全保障に関する法律を3つ作るわけです。
鳩山由紀夫元総理大臣が沖縄の普天間基地の移設に関して「最低でも県外」という史上まれにみる最低な発言をして日米関係が崩れる。
その間隙を突いて、菅直人総理時代の平成22年(2010年)9月に中国漁船が海保巡視船に追突。船長逮捕も中国に甘い(オブラートに包んだ言い方)民主党政権が釈放。
その後のロシアのメドベージェフ大統領の北方領土(同年11月1日)、韓国の李明博大統領の竹島への入境(2012年8月10日)をした時系列。
菅直人総理大臣による海保巡視船に追突した中国漁船船長解放指示と民主党政権幹部の証言
菅直人(かんなおと)総理(当時)による中国漁船船長解放指示については民主党政権幹部の証言がありますが、2013年にはこのことは仙谷氏が証言し、報道もされていたのですが、2020年にまるで初めて報じられたように言及されていました。
本人は「指示はしていない」などと言い訳をしていました。
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