事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

ショコラ、本名は中村健治と言われて「個人情報を暴露」竹田恒泰とchocolat_psyder

ショコラの実名、本名は中村健治という話の信憑性

この話題の扱い方について考え方を整理。

※2021年9月30日追記:提訴したので確定です

ショコラ、本名は中村健治と言われて「個人情報を暴露・拡散」

https://archive.is/EMDXe https://archive.is/5sDnh

@chocolat_psyder(Twitter上の通称、ショコラ)氏が竹田恒泰氏に「本名は中村健治」と言われて「個人情報を暴露・拡散するのはやめろ」とツイート。

菅野完の「ミスター那覇=ショコラ=中村健治」について

「ミスター那覇=ショコラ=中村健治」という情報は、今の所、菅野完の動画での発言がソースであり、それ以外の情報はネットには上がっていません。

残りの爆弾があと7つくらい出てくる」と言っていた(が、出て来ず)者の発言をその通りに受け取るわけにはいきませんが、現在は両者は険悪な仲のようなので、一定の証拠となる証言であることは確かです。

ショコラ氏は「個人情報の扱いについて「墓穴を掘った」等の意見が見られますが、自らネット上に公表したものではなく、その真偽についても一切示しておりません。」としていますが…

「無関係の第三者に被害」って、氏名が偽ならこの件で被害が出てることを検知できる訳がないと思うのですよね。

もっとも、ショコラ氏のこの発言も、そのまま信じることには注意が必要です。

実在の「中村健治」の視点から同一人物説を考える

さて、実在する「中村健治」氏の存在を想定して考えてみます。

仮に、菅野完氏とショコラ氏の発言が虚偽であった場合にどうなるか?

中村健治氏はショコラ氏と同一人物であるとされることで名誉毀損を主張するかもしれません。なぜなら、ショコラ氏は卓球日本代表の水谷隼氏に対して「差別煽動」などと誹謗中傷をしているからです。 

玉木デニートークキャラバンコーディネーター中村健治

ところで、「中村健治」 という氏名の大阪出身・在住の者は、2019年9月8日に行われた「玉木デニートークキャラバンin大阪」のコーディネーターを務めたということが沖縄県庁広報課のツイートに添付されているPeriscope動画で分かります。

要するに公的な公開情報。

当該アカウントが公式である証拠⇒https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/kohokoryu/documents/okinawaken_twitter_policy.pdf

他にもIWJのHPなどで大阪市の中村健治氏の名前が見つかります。

なお、当該キャラバンの動画についてはショコラ氏が動画を何度もシェアしています。

f:id:Nathannate:20210802150514p:plain

氏名の表記のみではTwitterポリシー違反ではない

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https://archive.is/WNBjD

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/personal-information

「ショコラ=中村健治」がここでいうところの「公開済みの情報」となるかは不明だと私は考えていますが、仮に同一人物だとして、Twitterポリシーでは、氏名それだけでは個人情報とみなさないとしています。

この場合、少なくともTwitterの利用方法としては、竹田恒泰氏のツイートは何ら問題は無い、ということになります。

ですから、Twitterに削除要請をしても、法的な手段に訴えなければ不可能ということ。

氏名のみでは個人情報保護法上の個人情報、個人識別符号ではない

また、個人情報保護法上の個人情報・個人識別符号であるかどうかについても、氏名それだけでは個人情報とされることはほとんどありません。

今回の場合も、どこの中村健治なのかは分かりません。

竹田恒泰とchocolat_psyder、誹謗中傷の訴訟準備中

さて、ショコラ=chocolat_psyderはプライバシー侵害の構成で訴訟するのでしょうか。

訴訟をする際には匿名ではできませんから、それは竹田恒泰氏も望むところでしょう。

過去には竹田恒泰氏はショコラ氏に訴訟準備するとしていましたから。

実名に関する話題を論じることの道義的な妥当性について

本人が望んでいない個人の属性に関する情報をネット上に公開するという行為は、果たして道義的に妥当なのか?という問題。

一般的に、避けるべき話だと言えるでしょう。

しかし、ショコラは水谷隼選手に対して匿名を隠れ蓑にして「差別煽動」などと誹謗中傷をしていたわけですから、別人の危険が無い場合には、それを論じることはこの限りにおいて妥当であると私は考えます。

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