ツイート削除の経緯が酷すぎる
追記:続編⇒裕木奈江が月曜日のたわわに「未成年の身体をフェチ的にしつこくしつこく愛玩描写」|Nathan(ねーさん)|note
- 裕木奈江「現実社会での違法はエンタメでも禁止すべき・娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要」
- 炎上ツイート削除「私が創作表現にごちゃごちゃ言うわけがないでしょうwww」とツイートも1時間後に削除
- 過去にドラマの役柄で理不尽なバッシングを浴びていた裕木奈江、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
- 「裕木奈江のツイートは障害者差別!」という炎上のさせ方の問題点と特定個人の「知性」への過信
裕木奈江「現実社会での違法はエンタメでも禁止すべき・娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要」
https://twitter.com/nae_auth/status/1516535874674212881
裕木奈江 氏が「現実社会での違法はエンタメでも禁止すべき・娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要」とツイートし、一時期はTwitterトレンドになるほど炎上。
これは最初のツイートで語っている内容や他のツイートを見ると、比村奇石原作の漫画「月曜日のたわわ /講談社」の日経新聞広告に対してUN Womenや治部れんげ准教授らが捏造を元に抗議していた事案をベースに話していることが分かります。
ニューヨークタイムズに未成年の身体をフェチ的にしつこくしつこく愛玩描写する娯楽作品の広告が出たら、普通に抗議デモや不買運動が起こりそう。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月18日
表現の自由は大事だけれど、お堅くあって欲しいブランドイメージの新聞でわざわざ見せなくてもって思うよね。
この事案は批判の根拠である「アンステレオタイプアライアンス違反」について、UN Women側は"3つのP"に違反しているとしていたが、この指標はネガティブリスト(禁止項目、違反したらダメ、というやつ)ではなくポジティブリスト(評価項目、基準を満たしていたら高評価、というやつ)であるとUN Womenの石川所長自身が言っていたのに真逆の主張をし出したということで、捏造によるバッシングであると判明しています。
炎上ツイート削除「私が創作表現にごちゃごちゃ言うわけがないでしょうwww」とツイートも1時間後に削除
https://twitter.com/nae_auth/status/1517246683914153984
https://twitter.com/nae_auth/status/1517246685101109249
炎上してたツイート群は削除され、その後に裕木奈江氏が「私が創作表現にごちゃごちゃ言うわけがないでしょうwww」などとツイートしていましたが、これも約1時間後には削除されました。
こんなことを言うのなら、もはやどんな発言も信用できないということになってしまいます。
「ここは私の場所で、個人的なつぶやきを~」というなら、読者に配送されて読まれることを想定している日経新聞の広告についても同じように考え、言及しなければならないでしょう。
過去にドラマの役柄で理不尽なバッシングを浴びていた裕木奈江、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
過去に理不尽なバッシングを浴びた裕木奈江が語る「SNSでの誹謗中傷」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
裕木は1993年のドラマ「ポケベルが鳴らなくて」で不倫で家庭を壊してしまう女性を演じた。裕木の演じたキャラクターは社会現象となり、ドラマの役柄を演じたにもかかわらず“女性の敵”として、バッシングを浴びた。
裕木奈江氏ですが、過去にはドラマの役柄で理不尽なバッシングを浴びていた経緯があります。その経験から出てきたのが「現実社会での違法はエンタメでも禁止すべき・娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要」というものだというのは残念で仕方がない。
それにしても、当時はSNSなんて無かったので、バッシングというのはどういった形式だったんでしょうね…週刊誌で"一般人の声"みたいな形で書かれてたのか、それとも実名の批評家らが叩いていたのか…
いずれにしても「メディア」がそういう声を増幅しなければ彼女に届かなかったはず。
「裕木奈江のツイートは障害者差別!」という炎上のさせ方の問題点と特定個人の「知性」への過信
裕木奈江 氏の「現実社会での違法はエンタメでも禁止すべき・娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要」というツイートの後半部分について「障害者差別!」と炎上させる者が居ますが、私はこの手の意見には反対です。
【何でもかんでも差別の問題として把握】させて、さも重大な反社会的発言をしたかのように扱うのは、似非同和部落問題や朝鮮半島関係、アメリカポリコレ、BLM、フェミニスト、LGBTトランスヤクザで散々見てきましたよね。
もちろん、後半部分により重い問題意識を持つことは有りだと思いますが、「知性」は、知的障害者か否かの切り分けでのみ使われる言葉では無いです。
そうであるかに関係なく、一般に愚かな言動をするか否かという点を語る際にも用いられるものであり、誰もが知性に反する可能性があるものでしょう。
本件は、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止すべき」という意見は、俳優・シンガーを名乗る御自身の活動領域が無くなることに繋がりかねないのに、どうして簡単に言ってしまえるのか、という点が虚しい。
「基本」だから、それは自分らが決める、という考えと思われます。
「娯楽を楽しむためには一定以上の知性」というのは、字面だけだと「フィクションをフィクションとして認識できる程度」という意味に留まる可能性を考えます。
が、他の記述内容や前のツイートからはむしろそうではない意味ですし、やはりかなり「高度な」レベルを要求してますよね…何が高度なのか知りませんが。
確かにUN Womenなど似非フェミニスト(彼女らの主張は女性も多い漫画家による表現を委縮せしめるし、女性を広告に出すことのリスクを高めるため、女性のエンパワーメントに反しているので)の主張は知性があると言えるかというと疑問であり、そういう意味ならば一理あるのかもしれないとは思いますが、そうではないので。
本件についてはこの指摘が最も妥当だろうと思います。
わずか30年の個人的経験で、人類の叡智である表現の自由を否定するという知性。 https://t.co/VkSQtFL7is
— 事情通 (@JIJOsBizAdv) 2022年4月21日
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