事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

深田萌絵、中国残留邦人・孤児の定義を捏造し、藤井一良に関して支離滅裂な文章を書いてしまう

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深田萌絵(本名浅田麻衣子)が藤井一良の主張を曲解し、さらには中国残留邦人(残留孤児)の定義を捏造していることが発覚しました。

深田萌絵「藤井一良が中国残留孤児だと主張」

藤井一良氏、山口県防府市で産まれたファミリーヒストリーが一転して中国残留孤児だと主張 - 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ

最近、藤井君が、日本で生まれ育った由緒正しい日本民族だという2016年までの主張を翻して、「実は祖父は中国残留孤児だった」と言っているので検証してみました。

はて?最近

2017年12月の時点で、既に以下の記事で藤井氏の祖父(藤井治)が中国残留邦人(日本兵)であったことを主張しています。

藤井一良の出生についての正しい情報を公開致します – 藤井一良 風評対策ブログ

私こと藤井一良は中国残留邦人三世であり、正式な手続きを経た上で、家族と共に幼少期に日本に帰化しております。
ー中略ー
その後、私共、つまり、治の残された家族は祖父治の意思を引き継ぎ、日本へ帰国、帰化します。
その際には、日本の外務省、大使館、法務省等の関係者の方々が、残留邦人の引き揚げ事業として適切にお手続きしてくださっております

い ま さ ら ー

足立議員:藤井治は中国残留邦人の一時帰国事業の対象

藤井治氏が中国残留邦人の一時帰国事業の対象であったことは間違いありません。

なお、「残留孤児」は「残留邦人」と同じ意味として使われています。

法的な名称としては「中国残留邦人等」です。

中国残留邦人等への支援 |厚生労働省

2018年1月には中国残留孤児を意識していた深田

しかも、深田萌絵自身も、残留孤児ということを意識していました。

2018年1月の時点で、このようなツイートをしています。 

なぜ2019年6月になって「最近、残留孤児と主張し出した」と言うのでしょうか?

さて、深田氏は「祖父が残留孤児だった」ということの検証としています。

次を見てみましょう。

支離滅裂な文章を書いてしまう深田萌絵

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藤井一良氏、山口県防府市で産まれたファミリーヒストリーが一転して中国残留孤児だと主張 - 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ

いや、別に藤井君の出生が中国残留孤児が本当だとしたら、それでいいんですけど、それだったら、どうして自分のウェブサイトに「山口県防府市生まれ」とうそを書いていたんですかね??

ページの下部では、藤井氏の祖父ではなく、なぜか「藤井氏本人が残留孤児か否か」という問題意識で記述されています。

これは決して書き間違えというわけではなく、藤井氏の生い立ちについて書かれたものと比較しながら書いているので、明らかに意図的に藤井氏本人の出生を問題にしています。

要するに、記事の最初と後とで言及対象が変わっているということです。

支離滅裂です。

そして、次は深田氏が「中国残留邦人・孤児」の定義を理解していないということがわかる記述があります。

「中国残留邦人等」の定義を理解していない深田萌絵

藤井一良氏、山口県防府市で産まれたファミリーヒストリーが一転して中国残留孤児だと主張 - 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ

藤井治の自称息子は93年ですから可能性があるのかなと思いましたが、そもそも湖南省は定義に入りません。満州じゃないですから!

満州じゃなければ中国残留邦人ではない?

それはおかしいですね。

厚生労働省による中国残留邦人等の定義

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中国残留邦人等への支援 |厚生労働省 

※法律上、中国残留邦人等の方々とは以下の要件に該当する方々です(詳細は厚生労働省中国残留邦人等支援室、又は都道府県、市区町村の援護担当課にお尋ねください。)。

1.昭和20年8月9日以後の混乱等の状況下で日本に引き揚げることなく、同年9月2日以前から引き続き中国又は樺太の地域に居住していた方で、同日において日本国民として日本に本籍を有していた方。
2.1に該当する方を両親として昭和20年9月3日以後中国又は樺太の地域で出生し、引き続き中国又は樺太の地域に居住していた方。
3.1及び2の方に準ずる事情にある方。

当時の満州国に日本人が多数移住し、施政権を有していたので、「中国残留邦人」の大多数は満州国に居た者です。ですので、基本的には満州国に居た人と言って間違いではありません。

しかし、チャイナ本土というか、現在でいうところのチャイナの地域にも日本人が取り残された例はあったわけであり、そうした者も定義上の中国残留邦人です。

さらに言えば、「それに準ずる者」も対象であるという記述があるのですから、更に対象は拡大される可能性があります。

 

厚生労働省の動画でも、山東省在住の方が中国残留日本人孤児と確認があったとしています。

そして、藤井一良の祖父・治さんは、学徒出陣で出兵した日本兵として、湖南省の位置まで移動していました。

坂東忠信さんの言うような「中国残留孤児」とは一線を画す

藤井一良氏、山口県防府市で産まれたファミリーヒストリーが一転して中国残留孤児だと主張 - 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ

ところで、坂東先生の中国残留孤児に対するコメントがあります。

==以下、抜粋==

∞深層インタビュー 政治家も文科省も無責任だ!

∞中国残留孤児と留学生はこうして日本を喰い荒らす

∞元警視庁刑事・北京語通訳捜査官 坂東忠信

■残留孤児関係者は偽者ばかり

ー中略ー

坂東 書類も本物の役場から出ており、必要な公正証書も本物です。それを見せられては、警察もハンコを押すしかない。そんな手続きをしていた彼自身が偽装残留孤児関係者であり、彼自身がその経験から日本に入ってきている残留孤児関係者と称する人たちの90パーセントは偽者だと断言しています。

坂東さんのこの発言の真偽はよくわかりませんが、これは一般的な残留邦人(孤児)について語っているものです。

藤井一良の祖父・治さんは、学徒出陣で出兵した日本兵です。

したがって、一般的な残留邦人とは一線を画す存在で、その身元の確認が容易であり、更には嘘をつくことが難しい立場であったと言えるでしょう。

よって、坂東さんの言ってることが真実だとしても、藤井治さんに対しては当てはまらない、ということになります。

まとめ

  1. 深田萌絵のブログの文章は支離滅裂である
  2. 中国残留邦人の定義はなにも満州国に居た者に限らない
  3. 残留邦人(孤児)が偽物が多いというのは一般論であって、日本兵であった藤井治氏は身分証明が容易であり、嘘をつくことが難しい

深田氏の主張には、これらの致命的な穴があるので、信憑性のかけらもありません。

以上