事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

防衛省まとめ:韓国海軍艦艇によるP1哨戒機への火器管制レーダー照射事件

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韓国海軍艦艇によるP1哨戒機への火器管制レーダー照射事件について。

まとめページが防衛省のHPにあります。随時更新されるでしょう。

日本政府の見解を把握するためにはそちらを見ると良いでしょう。

その他、補足的に情報源を書いていきます。

防衛省の火器管制レーダー照射事案まとめ

こちらのページに経緯・動画・音声・関連ページへのリンクが貼られています。

「火器管制レーダー照射事件 まとめ」などの検索クエリで防衛省のページが上位表示されていないようなので、そちらに誘導するためにここに掲載します。

韓国海軍艦艇のP1哨戒機へのレーダー照射事件の記事

幣ブログでも本件について記事を書いていますので、関連するものを貼ります。

まずは初期のものについて

「P1哨戒機低空威嚇飛行」コラ画像など印象操作まとめ

サムネイル画像にP1哨戒機が韓国艦艇に対して低空でアプローチしているかのような画像が使用されている件の関連記事です。

NHKや共同通信について「この程度で騒ぐのはおかしい」という意見がありますが、これらの報道姿勢が韓国の動画のサムネイルに影響を与えたと考えられ、本件の事案においては少なくとも甚だ不適切だと言えるでしょう。

韓国海軍火器管制レーダー照射事案の報道のまとめ

日韓のメディアの報道内容を分析、検証したものです。

「韓国政府・軍の公式見解は何か?」について、各所で争いがあるようです。

現状では「韓国側は最初はレーダーを照射したと言ったが後で覆した。言ってることが二転三転している」という理解が主流のようです。

しかし、あくまで韓国政府の記者会見・国防部のHPに掲載されている情報ベースだと、(レーダー照射の事実に関しては)言ってることは一貫しているが、それは一貫した嘘である、というのが私の理解です。

この違いは、韓国側で「火器管制レーダー」という用語の使い方が通常とは異なっていることに起因していると思われます。

なお報道等で「国防部の情報筋が…」などと書いてるのは公式見解とは扱ってません。

ただ【当時の日本海海域の気象条件や無線交信の事実】についての見解がどうなっていたか?については検証していません。

韓国側「P1哨戒機が低空威嚇飛行」への反論

国際民間航空条約(ICAO)の適用について誤解があったので整理しました。

重要なのは、軍用機の高度を制限する何らかの国際法規は存在しないということです。

日本の自衛隊機は平時はICAOや航空法に準じて「配慮」しているに過ぎません。

軍用機は安全保障上の必要があればその基準より低い高度で飛行することもあります。

高度のみではなく、飛行パターン等によって威嚇飛行か否かが判断されます。

したがって150mより低い高度だからといってそれだけで威嚇飛行とはなりません。

日本の報道を受けた人の誤解について

ネット上では「政府の対応は生ぬるい」「弱腰だ」という論調があります。

その「あおり」を受けて勘違いが広まっていた例について正しています。

韓国政府の「反論動画」と「論点ずらし」について

韓国政府(ムンジェイン政権)がバカであるという前提に立ってしまうと、韓国側の常軌を逸した言動について理解を誤る可能性があるのではないか?という観点から、一種の予測をしています。

また、SNS上ではトンデモ論によって「日本側が悪い」と思わせる工作が行われている例があるので、そういったものに流されない・騙されないようにするための考え方をまとめています。

その他、事態の推移に合わせて随時更新していきます。

 以上