事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

菅直人「橋下氏はじめ維新は弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」松井・足立抗議「国会で取り上げる。絶対に許してはいけない」

菅直人ヒトラー

ゴドウィンの法則が発動

菅直人「橋下氏はじめ維新は弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」

https://archive.is/QTA1k

立憲民主党の菅直人(かんなおと)議員が「橋下氏はじめ維新は弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」という趣旨のツイートを投下。

松井一郎抗議・足立康史「衆院予算委でも取り上げます。絶対に許してはならない」

日本維新の会の松井一郎共同代表は引用リツイートで抗議。

足立康史議員も「衆院予算委でも取り上げます。絶対に許してはならない」と言及。

「弁舌の巧みさでは」という限定付きではあるものの、民間人である橋下氏を含めて「第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取ったナチスのヒトラー」と同列に論じるような発言は政治的な禍根を残すでしょう。

維新がヒトラーなら、菅直人議員は何だろうか?

東京電力福島第一原発事故に関わる安倍晋三議員への訴訟で、裁判所が認定した事実関係から見えてくるものがあるので参考まで。

「ゴドウィンの法則」が発動したか?

ゴドウィンの法則 - Wikipedia

ゴドウィンの法則(ゴドウィンのほうそく、Godwin's Law)またはゴドウィンのヒトラー類比の法則(Godwin's rule of Hitler analogies)[1] は、議論が(そのテーマや対象範囲に関わらず)十分に長引いたとき、遅かれ早かれ、別の誰か・何かをアドルフ・ヒトラーや彼の悪事になぞらえるようになることを指す、インターネットの格言である。この類比が持ち出された時点で不利な状況を打破しようと悪人を引き合いに出しているだけであるとして、その議論や対話が打ち切られることもしばしばある。

ゴドウィンの法則の意味としてはこのようなものですが、実態としては議論が不利になった者が相手にナチスやヒトラーのレッテル貼りをして「精神的勝利法」として用いることが多いと認識されています。

菅直人議員は誰かと議論しているわけでもなく唐突にこのような表現でツイートしているのでゴドウィンの法則と言って良いのか分からないが、「急にヒトラーのレッテル貼りをし出す」という点において共通しているだろう。

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