2018年9月18日、連帯ユニオン関西生コン支部の幹部が16人逮捕されました。
トップの武健一が恐喝未遂の容疑で逮捕されたのに続き幹部まで、これほどの規模の人数が一つの団体から一度に逮捕されるというのは異例のことです。容疑は威力業務妨害罪や強要罪です。
しかし、このニュースはそれほど報じられていません。
ワイドショーや報道番組でも、わかりやすく、詳細に説明して欲しい。
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) September 19, 2018
一連の事件でこれだけ大人数の逮捕者が出ています。尋常ではありません。
事件の詳細やその背景等々、、、、
国民の知る権利を強く掲げる報道機関には、特に!特に!頑張って欲しいところです。https://t.co/9oizT8tQMm
このニュースが各媒体でどれほど報じられているのか調べてみました。
全国紙新聞の朝刊が報じた連帯ユニオンは
いわゆる全国紙である産経新聞、読売新聞、日経新聞、毎日新聞、朝日新聞の9月18日、19日の朝刊について調べた結果、関西生コンの件を扱った記事は0でした。
どの新聞社も朝刊では扱っていなかったということになります。
ただし、私が行った図書館は関西地方ではないため地方版の紙面は見ていませんし、夕刊は私が調べた図書館ではストックしていなかったため、確認していません。
神戸新聞は夕刊にありました。
— NIE (@IJQHizBL989hJbe) September 20, 2018
16人逮捕と書いてありましたが、扱いは小さかったです。
朝日は18日の夕刊の三面記事に。大阪本社版ですが。
— 木星3 (@tetsulovebird) September 20, 2018
NHK大阪は、かなり時間を掛けて報じていましたね。
このように、関西の地方紙や全国紙でも地方版等であれば紙媒体で報じたところもあったようです。
ただし、扱いは小さいとのことでした。
全国紙のデジタル版では関西生コン逮捕を扱っている所も
紙媒体では報道していなくとも、デジタル版では扱っているところはあります。
産経新聞は関西生コン支部幹部ら16人逮捕を詳細に報道
関西生コン労組、運送業者の出荷業務妨害疑いで捜査 車の前に立ちふさがりか - 産経ニュース
予想通りというか「関西生コン」でサイト内検索をすると相当数がヒットします。
おそらく、デジタル版では最もこの話題について記事を書いているのが産経です。
毎日新聞
出荷妨害疑い:関西生コン労組役員ら16人逮捕 大阪府警 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180918/k00/00e/040/218000c (魚拓)
産経新聞以外の新聞は直ぐに記事が消えるので魚拓のみ。
朝日新聞:メタタグはありませんでした
関西生コン支部幹部ら16人逮捕 セメント出荷妨害容疑:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL9L3DZ0L9LPTIL008.html(魚拓)
もちろん"noindex"のメタタグは…
ありませんでした。
読売新聞
関西生コンワードで検索にヒットしません。
そういえば、なんで読売のデジタル版をSNSで見ることがほとんど無いんですかね?紙面で十分食っていけているからでしょうか?
日経新聞、なお共同通信と時事通信
日経新聞と時事通信は見当たりませんでしたが、私が探せていないだけなのかもしれません。共同通信はありましたが、2行のみでした。
地上波テレビ等の電波メディアによる「関生幹部逮捕」
セメント出荷妨害の疑い 関西生コン労組幹部ら16人逮捕 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180918/k10011634251000.html(魚拓)
NHKもよく消えるので魚拓。
関西生コン支部幹部ら16人逮捕のニュースは各新聞のデジタルサイトでは一斉に報道していますが、地上波TVではNHKローカル、カンテレ以外全国版では今のところ流れていませんね。 pic.twitter.com/3sBNQh2lXG
— take4 (@sumerokiiyasaka) September 18, 2018
【関西生コン支部幹部ら16人逮捕】という今朝飛び込んだ重大ニュースをテレ朝のJチャンネル、TBSのNスタがともに完全スルー。もう闇しか感じない。 pic.twitter.com/hlFccA8O6S
— 雨雲 (@N74580626) September 18, 2018
どうも、ローカル放送局で流しているところとそうでないところがある程度で、全国放送のニュースでは関西生コンの件は放送されていないようです。
まとめ:武健一氏ら起訴。本丸はどこか?
このように報道各社によって、また居住地によっては情報に偏りがあるようです。
そこで、関西生コンと長年闘ってきたせと弘幸氏や有門大輔氏のブログを追えば、その後の動きは分かると思います。せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』
侍蟻SamuraiAri 保守市民運動を担う未来の尖兵! :ユニオン糾弾の東京街宣と連帯幹部の摘発!
報道しているところがちらほらあるということは、報道規制が敷かれているわけではないようです。しかし、これほどの規模の事件を報道しないというのはなんとも奇妙です。
この事件は初の司法取引が行われるのではないか?と注目されており、「本丸」は別のところにある可能性も示唆されています。
なお、関西生コン側の主張を、関西生コンから情報提供を受ける形でまとめたのが安田浩一氏の下記著作です。
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