国民民主党の玉木雄一郎代表が、文春に対して法的措置を講ずると明言しました。
国民民主党玉木氏の飲食代6千万円という文春記事
問題となったのは8月19日発売の文春8月27日号の表紙ですが、中央の小さい欄に「飲食代は年6千万玉木雄一郎代表の美食&ナルシスと伝説」と書かれています。
この表題について本人が否定しました。
「代表の飲食代は年6千万」という文春記事は事実と異なる誹謗中傷
「代表の飲食代は年6千万」明日発売の文春の記事は明らかに事実と異なる誹謗中傷です。年6千万円の支出は会議室代も含めた党全体の支出であり代表の飲食代の金額ではありません。カメラマンも代表専属ではなく党全体の広報です。取材は添付のやり取りのみ。党の顧問弁護士を通じて法的措置を講じます。 pic.twitter.com/ekpiYCCTUP
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) 2020年8月18日
「代表の飲食代は年6千万」という文春記事は事実と異なる誹謗中傷だと断言。
週刊文春を発行している文藝春秋からの取材のやりとりの添付資料は以下。
8月17日の日付となっているが、締め切りは17日という、ちょっと違和感のあるスケジュール感です。
それに対する玉木雄一郎氏の返答は以下。即日対応されています。
このように、玉木代表だけにかかった分として返答しているわけではないというのが分かります。
仮に10回分で6千万円なら、1回あたり600万円という、とんでもない出費になっていますが、そんなことはあり得ないでしょう。
2018年の国民民主党の政治資金収支報告書
総務省|政治資金収支報告書|令和元年11月29日公表(平成30年分 定期公表)|政党本部|国民民主党
文春は2018年の政治資金収支報告書を見て玉木氏に質問しており、玉木氏もその通りに答えているので、それを確認してみると(「支出(1)」)、確かに会合代として5910万円の支出が確認できます。
文春の捏造か
当然のことながら、これは国民民主党という政治団体の収支報告書なので、それをすべて玉木氏一人のために支出したと考えるのは無理があります。
文春の言う「幹部だけで…」というのも、たとえば平成30年12月20日は26店舗で支払いがなされているため、かなり怪しいと思いますし、玉木氏一人というのが不可能だということがわかるでしょう。
他にも、11月22日は同一日に東京の複数都市と神奈川と三重県など、複数都市での支払いがなされていることもしばしばあり、このような記述を見ていれば玉木氏一人のために支払われているとするタイトルは、文春側の捏造以外の何物でもないと思います。
タイトルで釣って、記事の本文では穏当な記述なのかもしれませんが、こういうのを放置していては炎上商法が大手を振って可能になってしまうのでダメでしょう。
玉木氏には是非とも頑張っていただきたいと思います。
以上