真山勇一議員が国勢調査に対する統計法違反の画像に「怒りに100%同感」
その趣旨は…?
立憲民主党の真山勇一議員「怒りに100%同感」
こういう黒塗り文書を幾度となく出された側として、この怒りに100%同感する。 pic.twitter.com/Hx0gQPoueP
— 真山勇一 参議院議員 (@MayamaMia) 2020年10月6日
立憲民主党の真山勇一議員が、国勢調査の調査票に黒塗り回答をしている画像に対して「怒りに100%同感」とツイートしました。
基幹統計調査たる国勢調査に対する統計法違反
統計法
(報告義務)
第十三条 行政機関の長は、第九条第一項の承認に基づいて基幹統計調査を行う場合には、基幹統計の作成のために必要な事項について、個人又は法人その他の団体に対し報告を求めることができる。
2 前項の規定により報告を求められた個人又は法人その他の団体は、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならない。第六十条 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
一 第十三条に規定する基幹統計調査の報告を求められた個人又は法人その他の団体の報告を妨げた者
二 基幹統計の作成に従事する者で基幹統計をして真実に反するものたらしめる行為をした者第六十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。
一 第十三条の規定に違反して、基幹統計調査の報告を拒み、又は虚偽の報告をした個人又は法人その他の団体(法人その他の団体にあっては、その役職員又は構成員として当該行為をした者)
国勢調査は統計法上の「基幹統計調査」であり、違反者には刑事罰が規定されてます。
したがって、調査票を黒塗りにして返送するという行為は少なくとも「報告を拒み」に該当します。
また、同世帯の家族分についても、家族に知らせずに黒塗りしていた場合には、「報告を妨げた」に該当する可能性があります。
要するに統計法違反の画像なわけです。
真山勇一議員のツイート画像の元ツイは別人のもの
私も実際にそうしました。 pic.twitter.com/GLjspSrnFm
— 水乃 ル-ジュ® (@choivampanior) 2020年10月4日
ちなみに、真山勇一議員がツイートした画像の元ツイは別の者によるものなのですが…
1000歩譲って、安倍首相の言う通り、アベノミクス効果で景気が上向いたままなら、中国の景気減退の波は全く受けないと言うことに。
— 水乃 ル-ジュ® (@choivampanior) 2019年3月8日
いつもの思い付きの嘘だと思うが、安倍首相が嘘つく度に、官僚が統計ごまかしに必死に動く。結果、国は更に腐る。https://t.co/UHJbpNtTTw?… @YahooNewsTopics
過去には「官僚の統計誤魔化し」を批判していました。
基幹統計というのは国家の戦略を練る前提となる事実を構成するので、その統計の精度が下がる行為をしているというのは、日本国民にとって不利益です。
だからこそ違反者には刑事罰が課されているのです。
もっとも、この罰則規定は形骸化していると言われていますが…
立憲民主党の真山勇一議員は行為には賛同していないハズ
「怒りに同感」ですね。
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2020年10月6日
行為を是認するような言動ではないのですよね。 https://t.co/sjZof3zBT8
立憲民主党の真山勇一議員は「怒りに同感」とは言いましたが、統計法違反となる行為について是認している趣旨なのかは判然としません。
まさかそういう趣旨ではないと思いたいです。
以上