茂木敏充議員が「定住外国人に地方参政権を」と書いているという話がネットで話題ですが、これは2000年当時の発信です。
- 茂木敏充「定住外国人に地方参政権を・多様性ある多民族社会」のソース
- e-デモクラシーって、いつの話?
- 茂木大臣は多民族社会・外国人地方参政権の立場を変えたのか?
- 追記:2012年には永住外国人地方参政権に反対
茂木敏充「定住外国人に地方参政権を・多様性ある多民族社会」のソース
e-デモクラシー ~若手政治家の気概を問う~ 「茂木としみつの回答」|茂木としみつオフィシャルウェブサイト(魚拓)
「優秀な外国人を迎え入れるという韓国の姿勢は戦略的に優れている」とのメールに対する回答(4/5)
3月5日付けの私のメールでも21世紀の日本を「多様性のある多民族社会」に変えることが必要だとして、4つの具体的な政策課題の中に定住外国人に地方参政権を与えることも指摘しています。この意味でご意見には賛成です。ただし、韓国が日本より進んでいるか否かは、今後の動き次第だと思います。ハブ空港の建設では、日本は韓国に明らかに遅れを取っていますが、この地方参政権の問題でも遅れを取らないようにしなければなりません。
茂木敏充議員が「定住外国人に地方参政権を・多様性ある多民族社会」と言っているということのソースは、本人のHPです。
これは以下の経緯で発信されていることが書かれています。
e-デモクラシー ~若手政治家の気概を問う~ 「茂木としみつの回答」
朝日新聞社主催でWeb 上の情報サイト「e-デモクラシー」が開催されております。これは政治家や有識者と読者がネット上で討論を行う企画で、3月より私も若手政治家の代表としてこのサイトに参加しています。
以下、行司役である評論家の田中直毅氏からの問題提議に関する私の回答並びに読者からの意見メールに対する私の返事を順次掲載いたします。
「若手政治家の代表」とあるので、相当昔の話のようです。
e-デモクラシーって、いつの話?
朝日新聞社主催の「e-デモクラシー」は、2000年に実施されました。
2000.7.5「e-デモクラシー」の実験結果報告 21世紀政策研究所(魚拓)
政策提言|茂木としみつオフィシャルウェブサイト(2011年時点の魚拓)
茂木議員HPのリンクの位置的には平成12年(2000年)のものより下部にあるので、上記の「多様性のある多民族国家・外国人地方参政権」の主張は、この当時に為されたものと思われます。
20年前…みなさんはどういう考えを持っていましたか?
私は、森喜朗総理の「神の国発言」をバカにしていましたよ。
現在は考えを改めました。
茂木大臣は多民族社会・外国人地方参政権の立場を変えたのか?
さて、茂木敏充議員のその後の見解は変化したのでしょうか?
と思って、いろいろ調べました。
平成24年5月 選挙公約第二弾 (自由民主党 政務調査会の名の資料)においては、このような表記。外国人地方参政権のワードなどひとかけらもありません。
これは同年の4月24日(火)に、当時の茂木政調会長から説明がなされたようであり、茂木議員の公約としてではないものの、本人の意思が強く反映されていると思われます。
茂木敏充の名前での政策提言の形で地方参政権を述べるということも無いので、実質的に方針変更した可能性もありますが、果たして…
追記:2012年には永住外国人地方参政権に反対
2012年には永住外国人地方参政権に反対していることが分かりました。
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