事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

女系天皇推進のニューズウィーク日本版の長岡義博編集長、算数ができなかった…

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ニューズウィーク日本版の長岡義博編集長が女系天皇を推進したいがために、算数ができないことを暴露してしまいました。

ニューズウィーク日本版の長岡義博編集長、算数ができなかった

10月23日のAbemaTV/『けやきヒルズ』において、ニューズウィーク日本版の長岡義博編集長が以下のような発言をしていました。

「男系継承を維持するとなれば、男子が生まれない可能性が増えるのは予想されたこと。ある夫婦が子どもを2人生むとして、男子が生まれる確率は2分の1。その男子から男子が生まれる確率は4分の1、さらにその先は8分の1と細っていき、それを補完するため以前は側室制度が残っていた。側室は今の時代には合わない、女系天皇も反対となると、旧宮家の復帰、天皇の血を引く男子の婿養子という選択肢しかないのでは」

さんすうをもういちどまなびましょう。

男女の出生率は2人目以降も2分の1

ある夫婦が子供を産むとして、1人目が男子あるいは女子である確率は2分の1です。

では、2人目はどうでしょうか?

この場合も2分の1です。

男子あるいは女子が生まれる確率は、どのような状況でも約2分の1に収束します。

(実は社会全体のスケールで見ると男子の方が若干出生率が高い)

男子が「2人連続して生まれる確率」が25%(4分の1)であり、3人連続⇒12.5%(8分の1)です。女子の連続出生率も同じです。

そして、それは世代間を一緒に見ても基本的に同じです。
(双子などを捨象する。双子は100分の1の確率なので無視してよい)。

長岡氏は、小学生でもわかる初歩的な計算を間違っているのです。

追記:1組の夫婦に1人しか生まない前提?

注意すべきは【1回の出産で男子を産む確率】と【1組の夫婦に男子が生まれる確率】は概念上異なるということです。

後者については、夫婦が1人しか生まない計算であれば男子が生まれる確率は2分の1ですが、夫婦が2人産む場合分けは以下になります。

男男

男女

女女

したがって、男子が生まれる確率は3分の2になります。

これが3人産む確率だと

男男男

男男女

男女女

女女女

したがって、4分の3=75%になります。

ニューズウィーク長岡氏は、おかしな計算をしている上に、1組の夫婦に1人しか子供が生まれない前提で話をしているようです。

皇室で9人連続で女性が生まれたのは約0.2%の奇跡

現在の皇室は、9人連続で女子がお生まれになった後に悠仁親王殿下がお生まれになりました。

参考:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai13/13siryou5.pdf

1回の出産で生まれる子供は1人であるという前提のもと、9人連続で女性が生まれるのは、単純計算で0.2%の確率です。

奇跡的な状況と言ってよいでしょう。

このような事態が生じることを想定した制度設計は期待できないので、明治期に皇室の宮家を限定した判断そのものは間違っているとまでは言えないでしょう。

女系天皇は算数ができない人が推進している

実は、こういう計算をするのは長岡義博氏だけではありません。

小林よしのり氏も、女系天皇を容認する際の根拠として、このままでは男子が生まれない可能性が高いということの根拠の一つとして、同様の計算をしていました。
(その後もブログ等で謎の計算をして誤魔化している)

なぜ「600年」よりも「無限」の隔たりのある女系なのか

女系論者は

「常陸宮さまのように子供を産まない夫婦の存在を考えろ!」

「夫婦が子供を産む数は1人かもしれないじゃないか!」

などと言って女系天皇を容認するよう仕向けますが、その同じ口では

旧皇族の皇籍復帰は600年も隔たりがあるのでありえない!」などと言います。

女系であれば無限に遡っても神武天皇にはつながらないわけで(それ以前の誰かには繋がるかもしれないが)、なぜそのような主張が正統と考えているのか、数を数えることができる私たちにとってはさっぱり理解不能です。

以上