琉球新報社員は水飲むなよ。
琉球新報「トリチウム分離技術開発まで地上保管すべき」
<社説>原発処理水放出決定 最善の選択と言えない - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト(魚拓)
これまで社説で主張してきたように、トリチウム分離など放射性物質を取り除く技術が開発されるまで地上保管を選択すべきだ。
トリチウム分離技術は実用化に至っていませんが一応は存在しているようです。
ただ、その必要は無いと判断されています。
もと水道局員だけど、「水道水にトリチウムが入ってる」と言われたら「当たり前じゃん」としか思いませんね。トリチウムが入ってない水なんて見たことない。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2021年4月13日
ちなみに、水道水の水質基準には「ウランは0.002mg/L以下」って項目もあります。0.002mgまではOKです。 https://t.co/TcL5L38Bro
トリチウムの規制基準の1L当たり6万ベクレルは、毎日、その濃度の水を2Lずつ飲み続けた場合、一年間で1ミリシーベルトの被ばくとなる濃度です。
排出時は、これの40分の1の1500ベクレルにする予定ですから、仮に処理水を飲料するという奇特な人間が出たとしても、全く問題ありません。
トリチウム分離を待つ合理性は、無いでしょう。
琉球新報の社説は、何らかの願望に基づいているとしか思えません。
WHO飲料水水質ガイドライン第4版(日本語版)では、飲料水に含まれるトリチウムの指標(ガイダンスレベル)は10,000Bq/Lとなっています。
原発排水の法律上の基準は60,000Bq/L、福島原発のALPS処理水の排出は1,500Bq/L
なお参考までに1989年の新潟市の大気中・降雨・河川水・水道水のトリチウム濃度については環境中のトリチウム(第2報)を、「有機結合型トリチウム」については以下。
【風評の深層・トリチウムとは】体内には常に数十ベクレル存在:風評の深層:福島民友新聞社 みんゆうNet
琉球新報「トリチウム以外の放射性物質の総量はどれだけなのか」⇒東電が公開してました
処理水には技術的に除去できない放射性物質トリチウムが含まれており、海水で十分に薄めた上で海に流すと説明している。しかし、濃度を下げたとしても、トリチウムの総量は莫大な量に上るはずだ。全量放出すれば海を汚染しないと断言できないだろう。
浄化後の水にトリチウム以外の放射性物質が除去しきれず残留し、一部は排水の法令基準値を上回っていたことも判明している。トリチウム以外の放射性物質の総量はどれだけなのか。
この部分は、確かに2020年秋ごろまでは、そういう事情がありました。
処理量優先のためにタンクに貯蔵する処理水は浄化の程度を抑えたものもありました。
ALPS処理水について(福島第一原子力発電所の廃炉対策)令和2年7月 経済産業省
この時点でも「再浄化」方針が書かれています。
結果、現在は以下東電の報告のように、基準となる告示濃度を下回るとされています。
福島第⼀原⼦⼒発電所 多核種除去設備等処理⽔の⼆次処理性能確認試験結果(終報)2020年12⽉24⽇
情報を隠してる?福島原発に興味が無い?
琉球新報は読者に東電の報告を隠す意図だったのでしょうか?
いやいや、そんなことは無いでしょう。
福島原発に、さほど興味がなかったんでしょうね。
ALPS処理水のトリチウム以外の核種の濃度や再浄化については、国会質疑にもなっていましたから。
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