鮫島浩氏のありがたいお言葉。
鮫島浩「個人が絞り出す言葉の輝きをいかすのが新聞再建の第一歩」
数多の記事をデスクに出し数多の記事をデスクとして見たが、多くの手が入り輝きを増す記事は滅多にない。大概は初稿の勢いが失われ凡庸になる。
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2020年12月20日
新聞しかない時代は抑制が必要だった。情報が溢れる今は凡庸な記事を量産しても埋没するだけ。個人が絞り出す言葉の輝きをいかすのが新聞再建の第一歩だ。 https://t.co/QbkarZhXbo
鮫島氏は「個人が絞り出す言葉の輝きをいかすのが新聞再建の第一歩」と書いてますが、この場合の「個人」には【新聞記者】も含まれているんでしょうか?
それにしても、医師個人の発言だけが大げさに取り上げられて「新型コロナを5類指定に」なんていう報道がネットで振りまかれている状況や、歴史考証においてやたら「証言」を取り上げて証言相互の関係や客観証拠との矛盾は無視する態度などからは、この態度は従前からそうだったんじゃないの?と思います。
新聞凋落の原因はネット時代でコンテンツが埋もれたから?
新聞凋落の主因は、誰もが発信できるネット時代が到来し個性的コンテンツが溢れ返っている事に気づかず、情報発信を独占した昔のまま「誰からも批判されない没個性の記事」を量産してきた事だ。ふと気づくと新聞記事は溢れ返るコンテンツの中に埋没し「バッシング」でなく「パッシング」されている。
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2020年12月19日
また、新聞凋落の原因としてネット到来による「埋もれ」を挙げていますが、果たしてそれだけでしょうか?
「信用失墜」が含まれていないのが気になります。
吉田調書の誤報を引き起こした特別報道部の次長が言うと…
私は政治家や官僚をひたすら追いかける「政治部報道」の限界を痛感し調査報道に軸足を移した。記者クラブや縦割りやノルマがなく、埋もれた事実をひたすら掘り起こす特別報道部デスクに転じた。やりがいのある仕事だった。コロナ国家危機の最中に3.11を迎え改めて思う。新聞の最大の価値は調査報道だ。
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2020年3月10日
吉田調書の誤報(2014年5月)を引き起こした朝日新聞東京本社特別報道部の当時の次長が言うとはなかなか趣深いものがあります。
本社「吉田調書」報道 報道と人権委員会(PRC) の見解全文3 | 朝日新聞社インフォメーション
新聞協会賞、新聞経営賞、新聞技術賞|表彰事業|日本新聞協会について|日本新聞協会(魚拓)2013年度新聞協会賞 編集部門 「手抜き除染」一連のスクープ 朝日新聞社 特別報道部取材班 (代表)東京本社報道局特別報道部次長 鮫島 浩
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朝日、誤報の“エリート集団”解体か 調査報道の花形「特報部」 (2/3ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
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