なぜ島田氏のような人間が出て来たのかその背景を究明…は為されないようです
- 島田正彦暗殺発言の謝罪
- 「敵基地攻撃反対!」「夕刊フジが炎上煽動!」と被害者仕草
- 「やったもん勝ち」の「暴力に対する暴力的報復の否定」
- テロリズム・テロリストを利用して自らの主義主張の実現を願う者たちへ
島田正彦暗殺発言の謝罪
法政大学教授の島田正彦氏が「暗殺が成功して良かったなと」と発言したことに関してTwitterで謝罪しています。が…
ネット放送「エアレボリューション」での軽率な発言により、大きな誤解を招いたことを反省し、今後、慎重な発言に努めることを改めてお伝えします。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) 2023年4月20日
「敵基地攻撃反対!」「夕刊フジが炎上煽動!」と被害者仕草
また大学の講義で殺人やテロリズムを容認するような発言をした事実は一切ないこと、言論に対する暴力的封殺であるテロリズムにも、先制攻撃や敵基地攻撃など専守防衛を逸脱する国家的暴力行為にも反対であることを明言します。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) 2023年4月20日
その上で夕刊フジが私の釈明文を掲載しつつも、誤解を拡大し、炎上を煽る紙面作りをしたことに対し、また記事に扇動され、法政大学や在学生に対する卑劣な中傷を書き込んだ者に対しても強く抗議します。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) 2023年4月20日
しかし彼らにネガティブ・キャンペーンを展開する余地を与えたのは私の不徳の致すところであり、いわれなき中傷を受けた学生諸氏、教員、職員の皆さんにご迷惑をお掛けしたことを陳謝するとともに、皆さんの名誉を守る努力を以て償いたいと思います。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) 2023年4月20日
「敵基地攻撃反対!」と政治的主張を織り交ぜつつ、「夕刊フジが炎上煽動!抗議します。」と被害者仕草に余念がありません。
夕刊フジが掲載した島田氏の釈明文とは以下でリンク張ってるページです。
島田雅彦の回答文
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2023年4月19日
> 悪政へ抵抗、復讐(ふくしゅう)という背景も感じられ、心情的に共感を覚える点があったのは事実…同情の余地もあり、そのことを隠すつもりはありません
>テロ容認。言論に対する暴力的封殺に抵抗を覚えるのは一言論人として当然
前後矛盾し過ぎて草 https://t.co/koSwWL0dvh
「炎上を煽る紙面作り」「ネガティブ・キャンペーン」では決してない。
回答文には以下の文面もある。
殺人を容認する意図は全くありませんが、そのように誤解される恐れは充分にあったので
どこまで行っても読者・視聴者の責任である、という立場。
しかも、今回の発言は笑いながら「暗殺が成功して良かったなと」と言い放ったのであり、「殺人を容認する意図」以外の何物でもない。
炎上の原因がどこにあるか。島田氏本人の言論でしかない。
「やったもん勝ち」の「暴力に対する暴力的報復の否定」
また大学の講義で殺人やテロリズムを容認するような発言をしたことはありません。テロ容認。言論に対する暴力的封殺に抵抗を覚えるのは一言論人として当然であるし、また暴力に対する暴力的報復も否定する立場から、先制攻撃や敵基地攻撃など専守防衛を逸脱する戦争行為にも反対します。
戦争はしばしば、言論の弾圧という事態を伴ってきたという歴史を振り返り、テロリズムと同様に戦争にも反対の立場であることを明言しておきます。
「暴力に対する暴力的報復の否定」と書いてますが、要するにこれは「やったもん勝ち」の世界を生み出すだけです。
しかも、専守防衛を逸脱する戦争行為として「敵基地攻撃」を入れていますが、それだけでは専守防衛の範囲内から逸脱するようなものではないので、致命的な理解不足なのか、敵基地攻撃能力(新防衛3文書では「反撃能力」と表現されるようになったが朝日新聞などは印象操作のために従前の用語法を維持している)は持つな、という日本国を侵略に対して脆弱な状態に置いておきたい思想でしかない。
念のため書くが、反撃能力は先制攻撃ではない。
しかも、ロシアへの経済制裁に対してですらこのような言いぐさでした。
最も多くの被害を被るのはウクライナの市民であり、ロシアの市民である。反プーチンでヒートアップしようが、経済制裁に協力しようが、ロシア人に嫌がらせをしようが、機会便乗的に核共有、憲法9条改正を主張しようが、勝ち馬には乗れず、プーチンが抵抗した闇の帝国への隷属が深まるだけである。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) 2022年3月13日
そして、ウクライナの抗戦について、このような認識。
ウクライナは明後日の日本 島田雅彦さんが語る侵攻1年と文学の役割 2023年2月28日 16時00分 朝日新聞
先制攻撃したロシア側にはやめられない事情がある。もし、ロシアが劣勢になり、撤退することになれば、プーチン氏の政治生命は終わるので、独裁者は帝国の威信を守ることに必死になり、何らかの戦果を上げようとするでしょう。ウクライナ戦争は、ロシアによる主権国家への侵略ですが、米国は世界戦争になる危険を避けるために参戦せず、ウクライナが代理戦争を継続させられている状態です。
まぁ、法政大学の教授にこの辺の認識で常識的になれ、と言う方が無理があろう。
外務省に行った大学の知人がゼミで愛国的保守的な事を言ったら指導教官的な人に「君、それを法政大学で言ったら殺されますよワハハハ!」って言われたと言ってたのを思い出すなどした。
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2023年4月20日
テロリズム・テロリストを利用して自らの主義主張の実現を願う者たちへ
だいたい、飲食店で醤油さし舐めた子どもをあれだけ問答無用に苛烈に叩いていた社会が、本物のテロリストや殺人犯には「生い立ちや環境を究明すべき」なんて言ってること自体がおかしい。
— HAYASHI Tomohiro (@DokozonoKuma) 2023年4月20日
テロリストこそ、問答無用で全否定しなきゃならんかったのよ。 https://t.co/YDNa22UOIq
テロリズム・テロリストを利用して自らの主義主張の実現を願う者たちが居ます。
「〇〇という表現は犯罪を誘発する!」と言うならば、真っ先に島田氏のような表現は非難されるべきですが、それを言う者はほとんどいません。
「テロの原因を究明して報道で再発防止」などと言うことが如何に詭弁で欺瞞なのか、その具体例がまた積み重なった、というだけの事案だと思います。
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