事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

竹中平蔵Youtubeチャンネル「NHKは受信料取る前に電波の開放を」

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予告動画が低評価荒らしコメントだらけだった竹中平蔵Youtubeチャンネルですが、第一回目がUPされました。 

竹中平蔵Youtubeチャンネル「NHKは受信料取る前に電波の開放を」


NHK問題 国民から受信料を取り続ける前に NHKは電波の開放を【解説 平ちゃんノート】竹中平蔵の平ちゃんねる1

第一回目の竹中平蔵Youtubeチャンネルは「NHKは受信料取る前に電波の開放を」という内容でした。コメント欄は閉鎖されています。

NHKは、地上波で2波(総合、Eテレ)、衛星で4波(BS1、BSプレミアム、BS4K、BS8K)、ラジオで3波(AM第1、AM第2、FM)を持っている中、竹中平蔵氏はインターネット通信による放送が可能なのだから、電波を明け渡せと、放送や番組作りを止めろと言っているのではなくて、質の高い番組作りという役割を果たせ、と言っています。

「NHKはチャンネルを減らせ」という議論

【日本の解き方】大反響、Eテレ周波数帯の売却案 NHK会長らの反論は電波と番組の意図的な混同か…波数の整理嫌う改革反対者たち (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

総務省は12月1日、受信料の見直しや、NHKが打ち出すBSとラジオの「波数整理」などの意見書を国会に提出した。

NHK、大炎上した「Eテレ売却論」に、実は “論点のすり替え” が起こっていた…!(ドクター Z) | マネー現代 | 講談社(1/2)

地上波で2波(総合、Eテレ)、衛星で4波(BS1、BSプレミアム、BS4K、BSaK)、ラジオで3波(AM第1、AM第2、FM)。9波も保有しているのだ。

これに目をつけた総務省は、高市早苗前大臣の頃から、放送波数を整理し受信料の引下げを進めようとしていた。

このロジックはよかったのだが、フタを開けてみると、NHK側の思惑が絡み、実際に波数の削減対象になったのはBSとラジオの一部だけ。地上波の2波はそのままの形で「温存」された。

存在意義失ったNHK「Eテレ」周波数帯売却で携帯料金は下がる…BSデジタル民放化せよ

菅首相ブレーン・高橋洋一氏がNHKに再反論!「Eテレ電波帯売却で受信料は下げられる」 (1/3ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

 菅義偉・首相のブレーンで内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大学教授が『週刊ポスト』のインタビューでぶちあげたEテレ電波帯の売却論が大論争を巻き起こしている。慌てたNHKの前田晃伸・会長は記者会見(12月3日)でこう否定した。

 「その雑誌を見ていないので、申し訳ないがわからないです。ただ、Eテレは、NHKらしさの1つの象徴だと思います。それを資産売却すればよいとか、そういう話には全くならないと思います」

 NHK擁護派の論客や朝日新聞などの守旧派メディアは、「暴論だ」「反論が相次いでいる」などと高橋氏を論難した。思わぬバッシングにさらされた高橋氏は、週刊ポスト(12月14日発売号)で「NHKの論法に騙されてはいけない」と再反論に立った。8ページにわたる再反論の詳細、NHK側の見解は誌面に譲るが、高橋氏はNHKと擁護派は論点をすり替えていると憤る。

このあたりでしょうか。

高橋洋一氏は、電波帯域を明け渡せば受信料の値下げも可能になると指摘しています。

12月1日の意見書は以下

令和2年12月1日 日本放送協会令和元年度業務報告書等の国会への報告等

総務省武田大臣の「波数整理案」意見書

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総務省武田大臣の「波数整理案」意見書では以下の記述が

公共放送の担い手として真に適当なものであるか、国民各層や関係事業者の意見も幅広く聞きながら早急に検討を進め、特に、次期中期経営計画案で示された衛星及びラジオの放送波の削減については、その削減時期・方法を早期に具体化することが強く求められる。

他方で、総務省の検討分化会からは以下の基本方針案もあるが、電波帯域の削減等には触れず。

総務省|放送を巡る諸課題に関する検討会|放送を巡る諸課題に関する検討会

放送用周波数の活用方策等に関する基本方針(案)令和元年 12 月 16 日
放送を巡る諸課題に関する検討会 「放送用周波数の活用方策に関する検討分科会」

「竹中平蔵総務大臣」が誕生すれば、この流れは一気に変わるかもしれません。

以上