事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

あいちトリエンナーレの協賛・協力企業のページも消える

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あいちトリエンナーレの協賛・協力企業のページも消えていました。

8月10日には消えていたようです。

あいちトリエンナーレの協賛・協力企業のページも消える

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協賛・協力 | あいちトリエンナーレ2019 (8月2日時点)

魚拓を見れば一目瞭然ですが、「協賛・協力」という項目へのリンクがまるっと消されています。魚拓を見ればどの企業が居たのかが分かります。

現在は「ご寄付」というリンクになっています。元々「協賛・協力」のリンク先に含まれて居たものです。

「助成」として掲載されていた各種財団や文化庁のロゴの掲載も同一ページで行われていたので、それも消えたということになります。

実は徐々に減っていた協賛・協力企業の表示

協賛・協力 | あいちトリエンナーレ2019(8月7日時点)

実は、共産・協力企業のページでは、個別の企業が少しずつ表示が無くなっていました。たとえば「株式会社LIXIL 中部支社」は、8月7日時点で消されています。

今回は、ページ全体が消されたということで前代未聞だと思います。

ただ、「スポンサーから降りた」ことを意味するかは不明です。今のところは、単に表示をしなくなったというだけの意味に捉えるべきでしょう。

他方、愛知県文芸課などが掲載されている広報協力のページは残っています。

結局、このイベントが民間事業ではなく、公的機関による運営だということが浮き彫りになりました。

単に「民間事業に公金が出ている」ではなく「公的機関による運営」ということが法的な主張を左右することは、徐々に広まってきましたが、未だにマスメディアの報道ではまるでトリエンナーレが民間事業であるかのように伝えており、非常にミスリーディングな状況が続いています。

大村知事のツイートも消えていた

大村知事のツイートでトリエンナーレ開幕後のものが全て消されていました。

おそらく抗議の声が殺到しているからだと思われますが、こういった対応はどうなんでしょうか?削除の理由の説明も無いのは、それに対しても抗議が殺到するからでしょうか?それとも、トリエンナーレのHPにスポンサー名があることでブランド価値に傷がつくとされたのでしょうか?

下記の記事に対して主にツイッター経由からのアクセスが尋常でない規模であり、みなさん、表現の不自由展に関しては相当どころではない程度にお怒りのようです。

削除そのものは責める気がしませんが、個別の企業で非表示になっていた企業も居たことを考えると、削除するのであれば遅すぎると思いますね。

以上