事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

「韓国は敵なのか」に「愛知県に慰安婦像を設置する会会長 大村秀章」の文字が

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「韓国は敵なのか」の賛同者一覧に「愛知県に慰安婦像を設置する会会長 大村秀章」という記載がありますが、まぁ、「愛知県知事たる大村秀章本人」であるわけがないので気を付けましょう。

「韓国は敵なのか」に「大村秀章(愛知県に慰安婦像を設置する会会長)

声明への賛同者一覧 - 韓国は敵なのか8月13日時点魚拓)を見ると、『大村秀章(「愛知県に慰安婦像を設置する会」会長)』とあります。

しかし、7月29日時点魚拓では名前が記載されていません。

これはもう、8月1日以降にあいちトリエンナーレで問題視された結果、荒らし行為として投稿されたものと判断するしかないでしょう。

「大村秀章」のWikipediaページも事件以降、幾度となく荒らしによる編集が行われては削除・修正されています。

荒らしも可能なつくりの署名ページ

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賛同署名のページを見れば分かりますが、これは「Googleフォーム」を使ってます。

まぁ、つまり「荒らし投稿し放題」ということです。

「韓国は敵なのか」のページ運営者は、こんなことも分からずに、フォームからの投稿があったら盲目的に「賛同者」として掲載しているようです。

もともと、このページには「枝野幸男(東京都)」という記載もあり、信憑性など最初からなかったということでしょう。もしかしたら、他にも名前を騙られている人も居るかもしれません。

署名サイトの信憑性の無さ

署名サイトと言えば、「中2女子」が利用したChange.orgが有名ですが、投稿数を水増しすることが可能なつくりになっているという指摘がある上に、規約もガバガバだということが判明しました。

また、韓国青瓦台の請願サイトでは日本からも署名が可能でした。

ネット上での署名サイトはもともと信用性が無いものであり、単にメディアと結託して「何か重要な事が起こってる」と見せかけるための道具でしかなかったわけです。

今回の「大村秀章」名義の署名は、そういう署名サイトの性質を逆に利用された悪戯が行われたということでしょう。

以上