ヤバすぎるだろ…
- 臼井崇来人「6歳男児の頭蓋骨に歯ブラシの尻でゲンコツ・私は被害者」
- 性同一性障害特例法の性別変更の手術要件撤廃を最高裁に特別抗告の臼井崇来人
- トランスジェンダーの性別変更における手術要件撤廃と同性婚訴訟との関係
臼井崇来人「6歳男児の頭蓋骨に歯ブラシの尻でゲンコツ・私は被害者」
元URL:http://blogs.yahoo.co.jp/inakaoyako/21414438.html
臼井崇来人(うすい・たかきーと)氏が「6歳男児の頭蓋骨に歯ブラシの尻でゲンコツ・私は被害者」という内容のブログを書いていました。
既に削除済みですが魚拓が残っているので冒頭の一節を引用します。
風呂場で事件は起こりました。流血惨事にこそならなかったものの、頭蓋骨に突き刺さろうがおかまいなしの形相で「ゴチン」と歯ブラシの尻で頭にゲンコツを入れるや否や「なんださっきの言い方は、馬鹿にしとんか?」と腹に足キックをかまし、そのまま壁に押し付け、息苦しそうな顔を睨みつけます。
DVで通報レベル! と思った方へ白状すると、その犯人は私です。でも、私は「被害者」です。その直前に、トンがったよく切れそうな言葉のナイフで突き刺されていたからです。やっと最近「お父さん~」と言ってなつくようになった嫁の連れ子、6歳男児が犯人です。「たかきーとは、男じゃない、女だ!」と人をあざ笑うかのような目つきで、ニヤリとし「言ってやったぜ」というドヤ顔。無意識に出るヤツの癖です、少し右肩を下げて頭を後方へずらして斜に構え、上唇をちょっと突き出しての、タレ眉。
誇張表現も多分に含まれている…と思いたいくらいに、描写されている行為は子供に対して苛烈なものに映ります。(流血はしなかったとあるので手加減はしてただろう)
「一昔前の家庭での体罰の風景かな」と受け止めることもできなくもないのかもしれません。
しかし、『でも、私は「被害者」です』『6歳男児が犯人です』という言葉には、目を疑いました。それは物理力の行使の事実よりも衝撃的です。
ブログは長文に渡っており、全てを直視するのはつらいものがありました。
性同一性障害特例法の性別変更の手術要件撤廃を最高裁に特別抗告の臼井崇来人
臼井氏ですが、性同一性障害特例法の性別変更の手術要件撤廃を最高裁に特別抗告中ですあり、弁護士ドットコムが取り上げています。
臼井氏はFTM(Female(女)to Male (男))のトランスジェンダー男性、つまりは生物学的・戸籍上は女性である人です。
現行制度では、戸籍上の性別を変更するには「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。」「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。」という要件を満たす必要があります。
つまりは外科的な手術が必要だということです。
手術要件撤廃となると、例えば生殖器が付いている男性が、女性に性別変更可能になるということになります。
現在は温泉や旅館などは身体的特徴の性別によって男女を分けるとする通知がありますが、戸籍上の性別変更に手術要件撤廃となると、この通知も変更される可能性があります。
経産省のトイレ訴訟最高裁判決の裁判官の補足意見を読むと、この危険が無いとは言えないでしょう。
トランスジェンダーの性別変更における手術要件撤廃と同性婚訴訟との関係
また、臼井氏は記事中では「あくまでも、私は男性として女性と結婚したい」とありますが、上掲ブログでは「嫁」の存在が書かれています。
【国が明治以来制度として用意している婚姻=法律婚】はできないが、慣習としての婚姻は、今でも妨げられていません。
現に、相当数の結婚式場で同性カップル同士の結婚式・披露宴も執り行われています。
同性婚訴訟における地裁判断でも、国が制度化してる婚姻とそうでない婚姻とを分けて論じられています。
もっとも、同性婚は何も身体違和のあるトランスジェンダーだけの問題ではありません。身体は女性のまま女性と婚姻したい、身体は男性のまま男性と婚姻したい者もいますから、この点は関係ないということになります。
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