生活保護費の不正受給者が逮捕されました。
「皇民愛国塾」会長と妻が生活保護不正受給容疑で逮捕
「皇民愛国塾」会長の青木源吾容疑者(78)と、妻で韓国籍の鄭玉子(チョン・オクチャ)容疑者(63)は、およそ6年の間、多いときに月35万円あった土木関係の収入を隠して無職を装い、埼玉・三郷市から生活保護費およそ1,300万円をだまし取った疑いが持たれている。
皇民愛国塾という右翼団体の会長と妻が生活保護費不正受給容疑で逮捕。
なぜ、公安調査庁が右翼団体を調査対象にしているのかが分かるような気がします。
公安調査庁は「右翼団体」を常時調査対象に
公安調査庁は「右翼団体」を常時調査対象にしています。
右翼団体の中には暴排条例の廃止を訴えて街宣するところもあります。
皇民愛国塾は全日本愛国者団体会議関東地区の加盟団体で、靖国神社での活動や街宣車による主張も行っています。
「政治的立ち位置」を免罪符にする者
さて、皇室や自衛隊、靖国神社など、「日本人」好みの対象について好意的な態度を示しながら、行為の実質はその対象を貶めているという者はたくさん居ます。
こうした相手は「右」や「保守」と言った立ち位置を免罪符にしているところがあるので、「右派」「右翼」という呼称を与えてあげるのが果たして良いのか?という思いがします。
たとえばTwitter上でも、実態は単なるデマ拡散と業務妨害行為の者が「保守」を僭称しているケースがあります。
こういった者たちによって「右翼」や「保守」の本来の言葉の意味が分からなくなってしまったというのが戦後の言論空間です。
そうしたことから近年ネット上では「限界右翼」「お花畑」「デュープス」「阿Q」など、いろんな呼び方が提唱されてきていますが、個人的には意図的に行っている者については「狂人」というシンプルな呼び名が良いのではないかと思っています。
以上