事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

横田氏の発言を捏造した種苗法改正反対派の山田正彦、間違いを認めず新たに印象操作とフェイクを作出

種苗法改正反対派の山田正彦の嘘とデマと捏造歪曲

横田氏の発言を捏造した種苗法改正反対派の山田正彦が、間違いを認めるどころか新たに印象操作とフェイクを作出していることがわかりました。

横田氏の発言を捏造した種苗法改正反対派の山田正彦

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https://hbol.jp/219735

山田正彦氏が書いた記事では農水省の検討会における有限会社横田農場の横田修一氏の発言について、「種苗法改正に反対である」という趣旨のものであったとして真逆の意味に捏造していました。

それが指摘され、記事掲載元のハーバービジネスオンラインでは記事が削除されました。

その後、「取材者が事実関係を誤解して記述したものであり、横田農場がそのような発言をした事実はございませんでした」として謝罪文を掲載しています。

詳細は以下です。

 

元農水大臣の山田正彦、間違いを認めず新たに印象操作

山田 正彦 - 横田農場さんから種苗法改定についての第5回検討会のプレゼンに私が真逆の論評をしている旨の抗議があるよう... | Facebook魚拓

検討会(優良品種の持続的な利用を可能にする植物新品種の保護に関する検討会)の第5回議事録は以下になりますので、皆さんに判断していただきたいと思います。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/kentoukai/attach/pdf/5siryou-9.pdf

中略

議事録では、確かに種苗法改定で登録品種(保護期間が残ってるもの)の自家増殖(採種)が一律禁止になることについて反対だとは述べていません。
ただ自家採種が禁止されて全量種子を購入するとなると500万円弱の負担がかかるので、そのコストをどうやって削減するかがこれから大事になりますと述べています。
横田農場は150ヘクタールの水田で11種類の米を栽培されていますが、そのうち8種類の米について年に7トン近く自家採種しているそうです。
自家採種禁止になって種子を全て購入しなければならなくなれば500万円近い負担になる旨述べているだけです。

なんと、今度はこのような言い訳をし始めました。

「皆さんに判断していただきたい」などと言って、間違いを認めていません。

農水省の検討会の議事録画像も添付されているのですが、「種苗法改正に反対している発言である該当箇所」として一部の発言を切り取ってマーカーで線を引いています。

議事録を読んでいれば見落とすのはあり得ない横田氏発言

農水省、種苗法改正検討会第5回議事録の横田修一氏の発言

○横田社長 私も、ですからこういうものは正直不勉強だったところもあって、今後こういう形で制度が変わっていくことであれば、当然僕らは、今は許諾を受けない形での増殖になっていますけれども、恐らく許諾をきちっと受けて増殖していくということが当然必要になってくるだろうなというふうに思います。これはだから、例えばちょっと性質が違いますけれども、例えば僕ら、田んぼを借りて、その地代を払ってということを当たり前にやっていますけれども、その意味で言えば、種も、借りているわけじゃないですけれども、権利を使わせてもらって、それに対して一定程度のフィーを払うと。それが当然物すごい金額になってしまっては僕らもちょっと困りますけれども、だったら買ったほうが安いよということになると思うんですけれども、そこまでは恐らくならないでしょうから、それでしっかりと正々堂々とやっていくということがこれから必要な、僕らも求められる、僕らもそういう意識を持っていかないといけないということじゃないのかなというふうには感じます。

横田社長の検討会における発言は議事録にこのように明記されています。

  1. 許諾をきんと受けて増殖していくことが当然必要になってくる
  2. 権利を使わせてもらって、それに対して一定程度のフィーを払う
  3. 物凄い金額になってしまうと困るが、そこまでは恐らくならないだろうと考えている

このような発言を明確にしているわけで、明らかに種苗法改正に賛成の側(一部に懸念があろうとも)の意見です。

これをどうやったら反対派であるかのように理解するのでしょうか?

同様の指摘がフェイスブックのコメント欄にも寄せられていますが、山田正彦氏はそういった発言は無視して自分の意に沿うコメントにのみ反応しています。

種苗法改正反対派はなぜ嘘をつくのか

種苗法改正反対派はなぜ嘘をつくのでしょうか?

種子法と区別がついていなかった藤井聡もその主張の根拠として山田正彦の記事のみを掲載していただけでした。

なお、種苗法改正案については審議が流れたのではなく、毎日新聞の印象操作記事に踊らされている人間がそう思い込んでるだけです。

今はせめぎあい、というところでしょうか。 

以上