英語版で虚偽をバラ撒く共同通信
- 共同通信英語版がまたしてもFukushima waterと表記
- 8月27日中にFukushima treated waterにサイレント修正
- 英語版で虚偽・印象操作報道を繰り返す共同通信
- マスメディアによって公然と為される福島県差別・地域差別
共同通信英語版がまたしてもFukushima waterと表記
8月24日、共同通信英語版がまたしても"Fukushima water"と表記しました。
これは記事本文ではなくタイトルのみですが、 本文では"treated radioactive water"とあり、間違いとは言い切れないものの、"treated water"という表記もある中でこの表現を敢えて選択する意図は何なのか?
福島第1原発処理水放出から1年 - 中国、水産物禁輸を継続https://t.co/pKXGyqErpu
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2024年8月24日
なお、日本語ではタイトルでも記事本文でも「処理水」とだけ表記しており、これに対応する英語は"treated water"です。なぜ、英語版だかああいうものなのでしょうか?
【Fukushima water表記問題】は、過去にも2023年9月に共同通信・毎日新聞・英デイリーメールがそのような表記にした際には福島県議会でも取り上げられ、ハフポストの相本啓太記者による質問に対しては以下回答していました。
なぜ福島の差別は無視できるのか。メディアが「Fukushima water」と発信、社会学者が訴えたこと。福島第一原発 | ハフポスト NEWS
9月28日の英字記事の見出しを 「Fukushima water」としたのは、「主に社内ルールによる見出しの字数制限のため」と回答した。
共同通信英語アカウントが"Fukushima water"を含む投稿をした検索結果。"Fukushima treated water""Fukushima treated radioactive water"という表現も。
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) 2024年4月5日
何とかして「福島ウォーター」という単語を広めたいのだろうか?https://t.co/ZBr298Wj04
8月27日中にFukushima treated waterにサイレント修正
同じ記事のタイトル部分が8月27日中に"Fukushima treated water"にサイレント修正されました。
英語版で虚偽・印象操作報道を繰り返す共同通信
共同通信はつい最近も英語版の記事で虚偽の内容を報道した後に表現をサイレント修正していました。
なお、今回もWEB記事のURLに"fukushima-water-release"があり、修正後もそのままなので、改竄したことはすぐにバレます。
マスメディアによって公然と為される福島県差別・地域差別
このように、マスメディアによって公然と為される福島県差別・地域差別がまかり通っている中、なぜか総務省のワーキンググループでは妙な動きがありました。
『対応を検討すべき「偽・誤情報」』の定義・範囲から「伝統メディアによる誤報」が『「客観的な有害性」及び「社会的影響の重大性」がともに小さい情報』だとして除外すべきとする意見が出ていたのです。
これは日本ファクトチェックセンターのメンバーで関西大学社会学部メディア専攻准教授の水谷瑛嗣郎から出されていました。
この見解はデジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会 ワーキンググループ中間とりまとめ(案)にも残存し、完全排除には至っていません。(欄外の注で触れられている)
マスメディアによる人権侵害・誤情報の流布について厳しい目を向ける社会、政府が甘やかさない社会を作っていかなければ、共同通信のこのような行為は無くならないのだろうと思います。
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