菅総理の功績を次代の内閣は活かせるか。
アメリカが日本産食品輸入規制撤廃:菅総理の功績
米国、日本産食品の輸入規制を撤廃 福島産コメなど: 日本経済新聞
農水省は21年4月の日米首脳会談で菅義偉首相がバイデン米大統領に働きかけたことなどが今回の規制撤廃につながったと説明した。
アメリカが日本産食品の輸入規制を撤廃しました。
米国による日本産食品の輸入規制の撤廃について(東日本大震災関連):農林水産省
(1)9月22日(水曜日)(現地時間9月21日(火曜日))に、米国食品医薬品局(FDA)により、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生時より続いていた、日本産食品の輸入規制の撤廃が発表されました。
(2)これまで米国は、県単位で輸入停止措置を講じていましたが、福島県産のコメや原木シイタケなど、日本で出荷制限措置がとられている品目について、9月22日(水曜日)から輸出が可能となりました。
菅総理がバイデン政権に働きかけをした功績だとされています。
4月の訪米の際にも、私自身、バイデン大統領に早期撤廃を直接働きかけてきたこともあり、大変感慨深く思います。
— 菅 義偉 (@sugawitter) 2021年9月21日
引き続き、各国・地域の輸入規制の撤廃に向け、政府一丸となって取り組んでいかねばなりません。
そういえば当時、菅総理の「渡航」を非難していた学者がいましたよね?
高市早苗「ALPS処理水放出条件」はどうなるのか?
ALPS処理水の放出条件について、高市議員は従前、以下の認識でした。
高市早苗出馬会見と虎ノ門書き起こし「処理水放出は風評被害リスクある限り決断しない」の問題
高市 そうすると、今とてもご理解いただけてない状態ですよね。というのはやはり同盟国のアメリカですら今、日本の東北だけじゃないですよね、北関東、南関東、東海地方、信越地方に至るまで、それも漁業関係だけじゃなくて農林水産物、これを輸入禁止したりして制限をかけたりしている。こんな国々がたくさん残っているんですよ。その風評被害を払拭する外交が先でしょうと。
高市議員はアメリカの動きについて把握した上で発言していたのでしょうか?
今回、アメリカにおいての「風評」は払拭されたのですが、では難癖をつけてきている中国や韓国における風評までもが払拭されるまで、ALPS処理水は放出されないのでしょうか?
福島原発の処理水に関する科学的評価の状況は以下。
もっとも、この発言の後に公表された高市議員の「政策の柱」には、処理水に関する記述はなく、他の政策も方針変更したことが伺える内容でした。
高市早苗の政策!
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) 2021年9月21日
【「日本経済強靭化計画」で経済を立て直し、成長軌道に。】
高市早苗の全体政策は特設サイトでご紹介しております。是非こちらもご覧ください。https://t.co/RGszMo5SLz pic.twitter.com/cLTKuHldzx
処理水、キャピタルゲイン課税、内部留保課税が消えた!!これで政策はほぼ完璧。いい感じで修正入れてくれました。そして、他の3候補よりより物価目標達成へのコミットメント強し。安倍さんが応援する理由が分かりますね。
— 上念 司 (@smith796000) 2021年9月21日
Fight on Sanae!! https://t.co/oJlB4h2TPi
従前の主張のロジックは非常に危ういものだと指摘しましたが、「約束」に関しての態度を変更するかは小さな問題で、今回のアメリカの動きで「不安が払拭された」という理屈でも良いので、ALPS処理水の放出の正式決定をして頂きたいものです。
だれが総理大臣になろうとも。
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