事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

日韓議連の河村健夫の評価「韓国はGSOMIAと輸出管理をセットで解決と提案」⇒李首相は否定

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日韓議連の河村健夫氏の説明が間違っていたと韓国側から指摘されてしまいました。

「韓国はGSOMIAと輸出管理をセットで解決と提案」⇒李首相は否定

韓国「李首相がGSOMIAと輸出管理問題をセットで解決と提案」を否定 河村建夫氏も発言を修正 - FNN.jpプライムオンライン

日韓議連の河村幹事長が、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相から、「GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄と輸出管理問題をセットで解決するよう提案を受けた」と説明したことについて、李首相側は「事実ではない」と否定した。

河村氏は2日、ソウルで李首相と会談した際、韓国によるGSOMIA破棄と日本の輸出最優遇国からの韓国除外を「セットで解決したい」という提案を受けたと明らかにし、安倍首相は3日、「徴用工問題の解決が優先だ」と応じない考えを示した。

しかし、李首相側は4日、「セットでの提案は事実ではなく、日本側が先に輸出管理の措置を元に戻せば、GSOMIA破棄を再検討できるという従来の立場を説明しただけだ」と否定した。

これに対し、河村氏は「セットという言い方ではなかった」と述べて、自身の発言を修正した。

自民党の河村日韓議連幹事長は、「『セットで解決したい』という言い方に聞こえたとしたら、それは私の言い方が悪い。『セットで』という言い方ではなかったと思う」と述べた。

河村氏自身が「私の悪い言い方が悪い」と言っているので、河村氏の落ち度ですね。

ハイライトムービー | BSフジ LIVE プライムニュースでも、「イナギョン首相からいままで出されたものは、GSOMIAと貿易管理の問題は同時に、という感じでしたけれども」と言っており、どう聞いても両者のいずれかが先履行の関係にあるということは読み取れません。

この時点で、日韓議連が今回韓国に向かった意義は無かったと言って良いと思います。

日韓議連の河村健夫の評価

 

河村健夫氏の口頭での言語能力が著しく低いということが明らかになりました。

安倍総理が「徴用工問題の解決が優先だ」といったということも、最初は河村氏が総理の発言を紹介して出てきたものであり、説明の仕方で誤解を与えていると思いました。

要するに、桜田元大臣のような、「口頭での言語能力」が著しく不足している自民党議員だったようで、対外交渉の表舞台に出る資格は無いでしょう。

こういう人は裏方に徹した方が仕事をすると思います。書面でのやりとりではそつなくこなしているんだろうと思う。

しかも、この話はただでさえ歴史問題と輸出管理の問題を混同させようとしているメディアが跳梁跋扈してるのに、河村氏の説明の仕方では各方面に誤解を与え、国益に反する事態になると言えるでしょう。

まとめ

今回は「日本側が嘘を付いた」という形になり、韓国側にネタを提供しただけです。

河村氏のような人間が日韓議連の顔として鎮座していては、本当の友好関係を築くのは難しいと思わざるを得ません。

以上