山口敬之氏の代理人弁護士北口雅章について
- 山口敬之氏の民事裁判敗訴・反訴も棄却
- 山口敬之の代理人弁護士北口雅章について
- 山口敬之の代理人弁護士北口雅章が伊藤詩織批判ブログで懲戒処分相当とされる
- 北口弁護士の評判・攻撃的性格
- 河村たかし名古屋市長の後輩・代理人でもある北口氏
- 山口氏は控訴予定も高裁で覆るか
山口敬之氏の民事裁判敗訴・反訴も棄却
伊藤詩織さん勝訴 「性暴力被害」裁判、山口敬之さんに330万円賠償命令 - 弁護士ドットコム
伊藤詩織が山口敬之に対して性被害を訴えた民事訴訟。
12月18日、東京地裁は伊藤氏の訴えを認め、山口氏に330万円の賠償命令を出しました。
山口氏は反訴として記者会見等が名誉毀損・プライバシー侵害を主張していましたが、こちらは棄却されています。
今回の訴訟ですが、代理人弁護士の影響があったのではないかと言われており、私もそう思っています。
山口敬之の代理人弁護士北口雅章について
判決文を読んでいて、山口氏の主張の意味がまずわからない。山口氏は、伊藤さんが就職が不合格かどうか気にして何度も尋ねてきたとし、「悪印象を挽回しようとする原告に安心感を与えようとして性交渉を始めた」と主張しているらしい。就職相談して来た女性に「安心感を与えようとして性交渉」って何?
— 岩永直子 Naoko Iwanaga (@nonbeepanda) 2019年12月18日
あと、公判中に山口さんの弁護士がパワハラもどきの尋問を伊藤詩織さんに仕掛けたのも、裁判官にかなり悪い心証を与えたと思います。正直、今回の弁護士さんはイマイチだったのではないでしょうか。あくまで私の主観ですが。
— 上念 司 (@smith796000) 2019年12月18日
山口敬之の代理人弁護士である北口雅章について、いろいろ言われていますね。
実はわたくしも彼のブログでいちゃもんを付けられてから不信感を持ちました。
山口敬之の代理人弁護士北口雅章が伊藤詩織批判ブログで懲戒処分相当とされる
ブログで訴訟相手の女性侮辱 弁護士に「懲戒審査相当」 「正当防衛」と反論(1/2ページ) - 産経ニュース
男性弁護士は産経新聞の取材に「品位を欠くというのは評価が分かれるところで、ブログの内容は適正の範囲だと思っている。綱紀委の決定は表現の自由を侵害する」と話した。
北口弁護士が運営しているブログにおいて、伊藤詩織氏の主張をかなり激しい口調で論難する記事が書かれたことについて、彼が所属する愛知県弁護士会が懲戒相当の議決をしました。
今年の10月の話です。当該ブログは削除済みです。
かなり攻撃性の高い論評であり、受任している事件の相手方に対するものとしては、ちょっと過激だなとは思っていました。
処分は未だなされていないようです。
一審は伊藤女史の勝ち。山口敬之氏の代理人と思われる北口雅章先生が凄まじい内容のブログを書かれていたよね。懲戒相当の議決はなされてたが処分はまだ。判決の結果は影響がありそう。山口氏は控訴するのだろう。控訴審で原審の事実認定を覆すのはかなり難しいことが多いね。
— 高橋雄一郎 (@kamatatylaw) 2019年12月18日
北口弁護士の評判・攻撃的性格
このブログの記事も攻撃対象になったことがあります。
「法の支配」 の 「対義語」 「人の支配」 は「デマ」か? | 弁護士ブログ | 名古屋で医療過誤のご相談は 北口雅章法律事務所
小西ひろゆきの安倍総理に対する質疑において「法の支配の対義語を答えろ」という問いがあり、安倍総理の答弁が報道された件です。
私の記事はこれ⇒安倍総理は法の支配の「対義語」を回答していた!小西洋之の「人の支配」デマ - 事実を整える
北口弁護士の指摘は、国際法の観点における法の支配ではなく日本国憲法における法の支配(ママ)を問うているのだからこの記事は的外れだ、というもの。
(そもそも日本国における法の支配がどのようなものなのかは見解が定まっていないだろう)
予算委員会 第5号 平成三十一年三月六日の議事録を読めば分かりますが、北口雅章弁護士は、小西議員が「安倍総理の言う法の支配」と質問を投げかけていることを無視し、安倍総理答弁後の小西議員の問いを持ち出して質問内容を論じており、結論を「小西議員の2度目の質問に安倍総理が答えられなかったこと」にずらしていることから、いちゃもんに過ぎないということが分かります。
河村たかし名古屋市長の後輩・代理人でもある北口氏
「文春オンライン」へ抗議申入れ。まぁ言いたい放題、めっちゃくちゃだでいかんわ。大村知事と同様の事実誤認あり。正しい表現してもらわんと国民皆様に真実が伝わらん。文春オンラインもネットでやっとるので、こちらも同様にTwitterで抗議申入書公開。(事務局代理入力) pic.twitter.com/WR844HPQfK
— 河村 たかし(本人) (@kawamura758) 2019年11月26日
名古屋市長の河村たかし氏と北口雅章氏は、愛知県の旭丘高校の卒業生です。
トリエンナーレの関係で河村市長の代理人を務めているということですが、少し心配です。
山口氏は控訴予定も高裁で覆るか
山口氏は控訴するとしていますが、果たして。
もちろん、山口さんにも言い分があるでしょう。また控訴は権利ですのでそれを行使することを私は咎める気はありません。ただ、あくまでも私の主観ですが、控訴しても負けると思います。
— 上念 司 (@smith796000) 2019年12月18日
判決書をみてからとも思うのだけど、全体的な構図について一言。
— 弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) 2019年12月18日
この事件のパターンは
・原告(被害者)は行為にいたる経緯について具体的に供述できない(記憶がないから)。
・被告は一方的に供述できる
という状況で、どっちの言うことが信用性あるのという証拠構造https://t.co/hIu28vv7wA
なので、被告からすると、勝ちやすい筋なんですよ(仮に強姦に値する事実があったとしても)。立証責任は原告が負っているし。
— 弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) 2019年12月18日
それでも原告が勝ったというのは、被告の供述がぐちゃぐちゃであり、信用できないと裁判所が確信したということですね。
地裁で勝訴判決を得て喜んでいる人に水を差すようで申し訳ないが、当然に控訴が予想される事件では高裁の判決が出るまでは安心できない。
— モトケン (@motoken_tw) 2019年12月18日
それでもまだ最高裁があるけど、よっぽどひどい高裁判決でない限り、最高裁ではまずひっくり返らない。
私もBlack Boxを読んで、「デートレイプドラッグ」の主張があまりにも根拠薄弱だった上に、訴訟外の発言としては山口氏側が一貫していたので山口氏が民事でも勝つと思っていました。
しかし、公判の内容で「寝ていたベッド」に関する供述が変遷したのを聞いて「あ、これはわからないぞ」と思い、それからは静観してきました。
以上