事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。リンク切れに備えて魚拓を活用しています。

森ゆうこ議員が内閣府と各省庁の文書保存期間を混同させて誘導

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森ゆうこ参議院議員が桜を見る会に関して意図的に情報操作をしていました。

これがおかしいということを整理します。

各省庁で桜を見る会の文書保存期間は10年

桜を見る会の文書保存期間は各省庁で10年

たとえば、総務省 標準文書保存期間基準(保存期間表)の「行政評価局」を見ると、確かに桜を見る会の文書保存期間は10年となっています。

すると、「官僚は嘘をついている」のでしょうか?

11月12日の今井雅人議員の質疑は内閣府に対して

内閣府大臣官房長 大塚  幸寛

森ゆうこ議員のツイートにある「今日、官房長が答弁」というのは、11月12日の衆議院地方創生に関する特別委員会における今井雅人議員の質疑に対するものです。

今井雅人議員の質疑に応じているのは大塚幸寛 大臣官房長であり、所属は内閣府です。

大塚大臣官房長は、内閣府での文書保存期間が1年未満のため招待者名簿は廃棄していると発言しています。

ですから、「各省庁」の文書保存期間が10年だからと言って、官房長の発言が嘘とはならないわけです。

迎賓館の文書保存期間では推薦者名簿は3年とあるが

桜を見る会の文書保存期間3年

内閣府本府各部局の標準文書保存期間基準(保存期間表)の「迎賓館」のページ。

これを見ると「桜を見る会推薦者名簿」の保存期間が「3年」となっています。

これをどう考えるか。

「1年未満で既に廃棄」は大臣官房人事課の招待者名簿

桜を見る会の招待者名簿の文書保存期間

他方、大臣官房長が言う「1年未満」とは、大臣官房人事課の数字です。

「1年未満」の保存期間のものは、内閣府のものの中ではこれしか見当たりませんから、大臣官房長はこの文書を指して発言したものと考えられます。

そして、大臣官房長の発言をよく聞くと「招待者名簿」と言っているのがわかります。

つまり、各省庁から内閣府に送られてくるのが「推薦者名簿」、それを受けて内閣府が決定したものが「招待者名簿」という扱いであり、「どのような理由で推薦されたのか」などがうかがい知れるのは「推薦者名簿」の方ではないでしょうか。

このように理解すると、12日の大塚大臣官房長の発言と、内閣府のHPの記載等がすべて辻褄が合います。

内閣府「1年未満」を各省庁10年と混同させる森ゆうこ議員

 魚拓

このツイートは総務省の文書保存期間が10年であることを指摘しているツイートに対して行われています。

きちんと内閣府のHPの記載と照らし合わせてしつぎをすれば、より正確な答えが返ってきたはずですし、「推薦者名簿」については所管省庁に聞けば済む話でしょう。

森ゆうこ議員やメディアは、内閣府と各省庁の行政機関の構造が分からない一般人をもてあそんで、その認識を歪めようとしている疑惑があります。

以上