止めた方がいい
- 李琴峰が訴訟の相手方の個人情報を晒している件について
- 当事者性の理論を振りかざす者が自らの立場を隠して議論するのは、アンフェアで不誠実
- Doxing=ドキシングという個人情報ネット晒しを止める者は居ないのか
李琴峰が訴訟の相手方の個人情報を晒している件について
芥川賞作家の李琴峰氏が「私はトランスジェンダーでもある」と自白した投稿を20日にnoteに行い、それが運営に削除されてからは21日にFacebookにおいて同一の文面を投稿していました。(台湾語・日本語・英語verがある。)
この中には、訴訟の相手方の個人情報を晒している部分がありました。
これらの加害者のうち、すでに身元を特定している人が何人もいるので、今後は状況に応じてその実名を公表するかもしれません。ここではまず一人、加害者の中でもとりわけ悪質な人物を公表します。
この訴訟は、李氏が2022年に名誉毀損とプライバシー侵害でネットユーザーを訴えた事案でした。
上掲の文言に続いて、ネット上で多数のハンドルネームで活動していた者の本名と思われるもの、居住する区、年代が、多数のハンドルネームとともに書かれています。(noteではXのプロフィール画面、アイコン・ヘッダー画像も見られる状態だった)
※追記:台湾語での発信では、生年月日と出身大学とその専攻まで書かれていた。
相手方が勝訴したという報告⇒感謝之情,持續邁進 | 翔翔
My Long Journey Challenging the Trans Movement | 翔翔
なお、11月22日にUPされた別のHPで訴状が掲載されていますが、そちらも個人情報乃至はプライバシーが書かれていると言えるので、ここでは取り上げません。
時系列としては、李琴峰氏が20日に相手方の本名を示すと書いたのが先ですから、それに対応したものかもしれません。
当事者性の理論を振りかざす者が自らの立場を隠して議論するのは、アンフェアで不誠実
李琴峰氏のカミングアウト問題について|性同一性障害特例法を守る会
李琴峰氏の態度については、性同一性障害特例法を守る会の美山みどり氏が指摘しているように、「当事者でなければわからない現実がある」などと「立場理論」を振りかざしておいて、自分の立場を隠して性的マイノリティに関する議論をするのは、アンフェアで不誠実だというものが妥当でしょう。
李氏はこれまで、自らがトランスジェンダーかどうかを曖昧にして来ました。*1
私はこれまで、一度も自分のことをトランスジェンダーだと言ったことはありません(まあ、シスジェンダーだとも言っていないけれどね)。
こんな事を言って議論相手に的確な批判や反論を許さないよう状況を操作していたのは、まさにアンフェアと言われても仕方が無いでしょう。
「トランスジェンダー」と自称していたとしても、より詳細で具体的な状況は何なのか?が問題になりますが、その点について留保をつけ、思いとどまること、そのような場合のあり得る可能性について知ることが「理解増進」だと思うのです。
Doxing=ドキシングという個人情報ネット晒しを止める者は居ないのか
文学がすべての人にとって開かれたものでありますように。
— LGBTQ+差別に反対する小説家の声明 (@authorsforlgbtq) 2024年11月20日
小説家51名によるLGBTQ+差別反対声明を発表します。
出版業界が誰にとっても安心できる環境であるために、私たちに何ができるかを考えました。
是非ご一読いただけたら幸いです。 pic.twitter.com/hqfuhlupnp
この中に李琴峰氏の名前もありますが、「LGBTQ+」*2への差別反対を論じる以前に、LGBT活動家らの過激な主張と言葉を曖昧にして他者の認識を誘導しようとすることをどう思っているのか。
Doxing=ドキシングという個人情報ネット晒しを止める者はこの中には居ないのか。
空想ではなく現実を見ていただきたいものです。
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*1:「レズビアンの李琴峰はトランスジェンダー」はデマなのか?『女性自認の身体男性』は否定 - 事実を整える
*2:最近、いつの間にかQと+が加わっている