事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

山田正彦が種苗法改正に関して横田修一氏発言を真逆に捏造してハーバービジネスが記事を削除

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https://www.facebook.com/shuichi.yokota.9/posts/2909297419125672

ハーバービジネスオンラインに掲載されていた元農水大臣の山田正彦氏の記事で、有限会社横田農場の横田修一氏の種苗法に関する発言が真逆のものに捏造されていたため削除されました。

山田正彦は前科があるので彼については「またか」以外に感想はありません。

元農水大臣の山田正彦氏の種苗法改正関連の記事で捏造

このリンク先の記事は、現在は消されています。

ユーザーから指摘を受けて、ハーバー・ビジネス・オンラインも対応したようです。 

有限会社横田農場の横田修一氏の発言が真逆に捏造された

有限会社横田農場の横田修一氏のヒアリング時の発言

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/kentoukai/attach/pdf/5siryou-9.pdf

横田 修一 - 普段、Facebookでは難しい話はしないのですが、今回はそうもいかないので投稿します。... | Facebook http://archive.is/MZ3ZJ

そこで私は、私が行っている自家採種(自家増殖)について説明し、今後、種苗法が改正すれば「許諾をきちっと受けて増殖していくということが当然必要」と発言させていただき、今後は許諾に基づいて増殖を行いたいとお話しさせていただきました。

ところが、大変不本意なことに、元農水大臣の山田正彦氏は、私が全く逆のことを言っているかのように吹聴されているようです。

有限会社横田農場の横田修一氏のフェイスブックでこのような指摘がありました。

同じ内容が横田農場のHPにもUPされています。

お知らせ|おいしくて安全なお米の生産直売 横田農場

これは【第5回 優良品種の持続的な利用を可能とする植物新品種の保護に関する検討会】の議事録からも確認できます。

私も、ですからこういうものは正直不勉強だったところもあって、今後こういう形で制度が変わっていくことであれば、当然僕らは、今は許諾を受けない形での増殖になっていますけれども、恐らく許諾をきちっと受けて増殖していくということが当然必要になってくるだろうなというふうに思います。

これは、登録品種を原則として自家採取禁止に変更する種苗法改正の内容に基本的には賛成をする趣旨の発言です。

ハーバービジネスオンライン上の山田正彦氏の発言

ハーバービジネスオンライン上で山田正彦氏の発言とされた部分はこちらです。

ハーバービジネスオンラインの山田元彦の捏造

山田:いま述べたように、今後農家は「企業の小作人」になりかねませんが、それ以外の農家は廃業を余儀なくされるでしょう。種苗法改正は農家に「隷属か、さもなくば廃業か」という踏み絵を突きつけているのです。

 まず種苗法改正によって生産コストが上がります。これまで自分たちで採ったり増やしたりしていたタネや苗を購入するようになれば、追加コストがかかるからです。生産コストが上がれば、経営が立ちいかなくなる農家が続出します。たとえば、コメの専業農家である茨城県の横田農場は8品種のコメの種子6700キロを自家採種していますが、これらをすべて購入しなければならなくなると、350~490万円の負担増になります。同社は農水省の検討会で「これでは経営がたちいかなくなる」と訴えていました。

さきほどの農水省の検討会議事録からは、横田氏は「(種苗法改正によって)登録品種について許諾を受けて増殖する必要がある」という趣旨の発言をしていたものが、ハーバービジネスオンラインの山田正彦氏の発言とされている部分では「(種苗法改正によって)全てのコメの種子を購入しなければならなくなり、これでは経営がたちいかなくなる(だから反対である)」と訴えていたということに捏造されていたことが分かります。

要するに、種苗法改正に反対する者が、改正に基本的に賛成する発言を、反対する発言をしたと事実を改変して記事化した、ということです。

謝罪と訂正記事は書かないのか?

現時点で謝罪と訂正記事はありません。

種苗法改正反対派はなぜ嘘と捏造と事実誤認が多いのか?

※ハーバービジネスオンラインが事実誤認があったとして謝罪文を掲載しました。しかし、山田正彦は新たに印象操作を開始しています。

種苗法改正に反対する者からは、嘘と捏造と事実誤認が非常に多いです。

私が取り上げただけでも上記記事で指摘したようなものがあります。

以上