事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

千葉市・熊谷俊人市長「マスコミのパターンがわかってきた。焼き畑農業」

千葉市長・熊谷俊人:マスコミのパターン

千葉県千葉市の市長、熊谷俊人氏が「マスコミのパターンが分かってきた」とツイートしました。

千葉市・熊谷俊人市長のツイート

千葉市・熊谷俊人市長はマスコミを「市政記者」と「通信社」に分けてます。

その上で、市政記者は当然にして理解している内容を、通信社が突然形を変えて既知のものを悪意をもった切り口で報道することで印象操作している実態を叙述しています。

「マスコミのパターンがわかってきた。焼き畑農業」

熊谷市長はこうしたマスコミの態度を「焼き畑農業」と言っています。

マスメディアの信頼・信用という畑を焼き尽くしながらアクセス稼ぎをしている現状を言い表すのに、最も最適な表現だと思います。

センセーショナルな見出しと中身だと、みんな話題にしがちですからね。

実は、こうした実態はよく目にすることではあります。

実際の具体例を以下に示します。

共同通信:過去に政府も把握し、他社が報じていることを「新発見」

共同通信ヘイト問題取材班 「歴史改ざん主義者に対する抵抗」「慰安婦文書を掘り起こした」 

共同通信ヘイト取材班のツイッターアカウントが『在青島日本総領事館の文書において、慰安婦を「兵70人に1人」を要請するという記述があった』とツイ―トした件。

これは既に2017年に週刊金曜日の誌面で確認できるものです。

さらには、この資料は【国立公文書館 アジア歴史資料センター】でネット閲覧可能であり、週刊金曜日が最初に報じたというのも疑問です。

共同通信の記事内容は、それをあたかも新事実であるかのように報じています。

内容は、日本軍の悪性を示すようなものでも何でもありません。

重要事実を省き都合の良い事のみ報道する外信メディア

指名手配犯の報道です。

通名を使って生活していた人間なんですから、本名だけでは意味がなくて、通名も報じないといけないでしょう。

現場の記者は当然それを知っているのに、報道される際にはそれが省かれている。

あいちトリエンナーレの際も、最も問題視されている昭和天皇の肖像を含む作品が燃やされていることについて触れずに報じています。

こういう情報の意図的な取捨選択による歪曲も通信社の手口です。

朝日・毎日だけでなく共同通信・時事通信も要注意

菅官房長官、共同通信の報道を否定:徴用工問題の日韓経済協力基金

フェイクニュースや印象操作というと朝日・毎日新聞が取り上げられます。

しかし、共同通信・時事通信といった通信社の実態はあまり認識されていません。

にもかかわらず、その影響力は計り知れません。

どういうことか?

  1. 全国紙が共同通信を通じて海外情報を報じる
  2. 地方紙が共同通信を通じて国内情報を報じる
  3. 海外メディアが共同通信を通じて日本情報を報じる

大手紙や地方紙には必ずといっていいほど、記事元が共同通信のものがあります。

特に他の地域の国内報道を地方紙で扱うと、共同通信が報じたものであると見分けがつきにくい場合があります。

千葉市の熊谷市長が指摘するように通信社が情報を歪めてアクセス稼ぎできているということは、もっと知られるべきだと思います。

以上