事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

上念司「金正恩死亡説を撤回謝罪」総活動画:掛谷英紀『トランプ逆転勝利論者は「断言してない・願望を語っただけ」と言い訳』

上念司謝罪

総活動画。

上念司「金正恩死亡説を撤回謝罪」

上念司 氏が「金正恩死亡説」を撤回・謝罪し、その理由を説明しました。

  1. 金正恩雲隠れ・替え玉説
  2. 金正恩の妹の金与正の権限委譲
  3. 金正恩の叔父の金平日の存在感

これらの根拠に基づいて死亡説を採っていたものの、金正恩が表に出てきた上に替え玉説も水掛け論レベルで現状を覆す立証なし、妹が干されてきた事実、叔父の存在感がそんなにないことを李相哲 氏に指摘され、そうした事情が確たるものになってきたと思うに至り、撤回したと説明しました。

掛谷英紀『トランプ逆転勝利論者は「断言してない・願望を語っただけ」と言い訳』

掛谷英紀 准教授は『トランプ逆転勝利論者は「断言してない・願望を語っただけ」と言い訳している』と指摘。それと異なり自分の間違いが分かったら訂正する姿勢は評価する論調です。

私は、上念氏が金正恩死亡説を採るに至ったことに影響を与えたであろう人物に思い当たるふしがありました(みなさんもそうだと思いますが)。

しかし、上念氏は謝罪の場で誰かの影響によってその説を採ったということはまったく出しておらず、自分の責任の範囲で語っています。

この点は本件に限らない「謝罪」の評価をする上で持っておくべき視点だと思います。

上念司謝罪動画・総活動画は「ネタ」なのか?

上念司金正恩死亡説撤回動画は「ネタ」なのか?

youtubeネタとしての謝罪動画といえば「黒スーツに正座で」というのが定番ですが…

今回の総活動画の発言内容や雰囲気等から判断するしかないと思います。

それにしても今回のとは画質が全然違いますね。

ところでシドニーパウエル弁護士の件はどうなった?

ところで、シドニーパウエル弁護士の件=訴訟上の主張文書で『合理的な人(一般通常人)は私のドミニオン操作による得票数偽装の主張を事実の主張だと受け取らない、それは政治的な誇張表現に過ぎない』と述べたことについて、「パウエル自身が自分の主張は信用ならないと言ったというのはフェイクだ」と言ってた人たち、どうしているのでしょうか?

原文を読んだのでしょうか?

パウエル弁護団が引用した判決文の中に(引用では省かれてる)、「弁護士やその他の専門家による簡単な記述に同様の誇張表現を期待しないでしょう。実際、その逆である。」と記述されている点をどう見ているのでしょうか?

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日刊ゲンダイ記者ツイートがフルボッコ:処理水海洋放出を麺つゆにたとえる

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なお、ソースはゲンダイ。

日刊ゲンダイ ニュース記者のツイートがフルボッコ

福島原発のALPS処理水海洋放出に関して、日刊ゲンダイニュース記者アカウントが、麺つゆを薄める話に喩えて論じています。

これに対しては突っ込みが殺到してフルボッコ状態です。

産業廃水と飲料物の比較

分かりやすくしようとしてるだけなのかもしれませんが、放出される処理水は「産業廃水」であり、飲料水ではありません。

ただ、飲料水基準をクリアするレベルに希釈する、という話です。

強化兵士のような味覚の王様

マジでこれ。500倍というのは現状から放出時には、ということです。

WHOの飲料水基準ではトリチウムの基準は1リットルあたり1万ベクレルですが、海洋放出時のALPS処理水は1リットル当たり1500ベクレルまで下げる予定です。

料理をしていれば500倍というのはもはや何も味がしないレベルだと思うのですが、どうやらゲンダイ記者の当該ツイートをした中の人は強化兵士のように知覚を常人よりも遥かに向上させた状態のようです。

ゲンダイ社、生命倫理的に大丈夫なんでしょうか?

飲料可能にして飲んだ例の指摘

園田康博政務官が浄化処理したものを飲んでましたね。

記者の求めであったにもかかわらず記者から「パフォーマンスだ」と言われて…

朝日はこのとき「浄化水」と書いてますが、その後は「汚染水」や「汚染処理水」など、「汚染」というワードを海洋放出の文脈で使っていました。

濃度の概念

濃度の概念は大事。

少量であっても人体に対するインパクトは放射性物質によって異なるので、物質の量そのままではなく基準からの距離、つまりは告示濃度比で把握するのがベター。

「なソゲ」を忘れてないか?

「なお、ソースはゲンダイ」

最近あまり聞かなくなりましたが、ちょっと前までは注意喚起や何らかのヒント(意味深)のためにこの用語が使われてきました。

みんな「なソゲ」を忘れているんじゃないだろうか?

せめて麺つゆじゃなくてソースで喩えてくれればよかったのに…

以下の山本拓の発言も日刊ゲンダイ上の発言でした。

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ドラゴン桜2「努力できない脳できる脳」元ネタ論文を読んでみたら割と改変されてた

努力できない脳、努力できる脳、ドラゴン桜2

ドラゴン桜2「努力できない脳できる脳」の元ネタ論文を読んだ結果。

ドラゴン桜2「努力できない脳・努力できる脳」

ドラゴン桜2  /講談社/三田紀房の「努力できない脳・努力できる脳」という話が話題ですが、この話の一部は以下で読めます。

  1. アメリカテネシー州のヴァンダービルト大学の研究チームが行った実験
  2. 利き手ではないほうの小指で21秒間に100回のボタンを押す
  3. 被験者にはタスクをやり遂げた場合に報酬が与えられる旨を告げる
  4. その際に脳をPETスキャンを使ってモニタリングした
  5. 実験の結果、左線条体と前頭前皮質腹内側部、島皮質の働きに違いがみられた

このような実験において脳をスキャンして分析したという内容の論文があるということから話が展開されていきますが、元ネタとなった論文を読んでみました。

元ネタのヴァンダービルト大学研究チームの論文

Dopaminergic Mechanisms of Individual Differences in Human Effort-Based Decision-Making

【人間のEffort-Basedの意思決定における個人差を生み出すドーパミン作用機構】

2012年5月2日にマイケル・T・トレッドウェイらの研究チームがJournal of Neuroscienceに発表した論文が、ドラゴン桜の「努力できない脳努力できる脳」の元ネタ論文です。

実験の目的ですが、神経伝達物質ドーパミン(DA)が費用便益の意思決定において重要な役割を果たすことが示唆されているが、選好の個人差の神経化学的基礎はよくわかっていないため、それを探る、といった感じです。

実験の方法

実験の方法と手順を論文からざっくり抜き出すと以下

  1. 被験者は25人(男女比、人種比、平均年齢等が書いてある)
  2. 実験時にはイージータスク、ハードタスクのいずれかを選択してもらう
    ⇒これらのタスクを「EEfRT or “effort”」と記述している。
  3. イージータスク (low-effort option)は1ドルの報酬
    ⇒自分の利き手で7秒間に30回ボタンを押す
  4. ハードタスク(high-effort option) は1.24~4.30ドルの報酬(試行ごとに変動)
    ⇒利き手でない方の小指で21秒間に100回ボタンを押す
  5. 難度選択後に被験者に対し、報酬が得られる確率は、低い(12%)、中程度(50%)、高い(88%)のいずれかであることが告げられた
  6. 確率は常にハードタスクとイージータスクの両方に適用され、実験全体で各確率レベルの比率は同じ

被験者は3回のテストセッションを実施。最初の2つのセッションでは、ピルプラセボまたはd-アンフェタミンチャレンジのいずれかを受けながらPETスキャンを完了。3回目のテストセッション中に被験者は「EEfRT」を完了したとあります。

「EEfRT」のスキームは以下の図のとおり。

ドラゴン桜努力できない脳、できる脳元ネタ論文

より詳細なタスクの説明は、Treadwayらの先行研究を参照:Worth the ‘EEfRT’? The Effort Expenditure for Rewards Task as an Objective Measure of Motivation and Anhedonia

これを見ると被験者は20分間プレイしたようです。

実験中、PETスキャンを使って被験者の脳の変化をモニタリングしました。

脳の分析:努力できる人かできない人かの判別をする試験?

論文中の先行研究の一つ、Effort-Based Cost–Benefit Valuation and the Human Brainには、以下書かれています。

In both the wild and the laboratory, animals' preferences for one course of action over another reflect not just reward expectations but also the cost in terms of effort that must be invested in pursuing the course of action.

ざっくり言えば、動物がとある行動を他の行動と比較して選好するのは、「期待値」だけじゃなくて「その行動を取るのに必要な"Effort"」というコストの視点からである、ということが書いてあります。

ここでいうEffortは「努力」というとなんだか意味がぼやけてしまいますよね。

動物が計画を立ててコツコツと…なんていうことは想定できないじゃないですか。

得られる結果の大きさと失敗リスクだけじゃなくて、自分が実際に「手足を動かす・汗をかく」(比喩的な意味)ことを考えて行動決定しますよね、ということ。

よって、元論文における"Effort-Based"も、仕事量とか作業量といった「労力に基づく」、の方がより適切な訳語でしょう。他の先行研究も読むと、どうもこういう意味合いで使用されている用語であることが分かります。

そして、元の論文を読むと、あくまで「個人差」がどういう理由で作動しているのかを見極める実験であって、抽象的な意味での「努力」ができる脳か否かを判別する実験であると表現してよいものかどうか。。。どうでしょうか?
(「努力」と言うとき、「PDCAサイクルを回すようなもの」「コツコツと課題をこなしていく」「状況分析して課題発見して取り組む」「他人に働きかけて巻き込んでいく」…という意味まで想起する人もいるかもしれません。)

途中で投げ出す人が居た?

ドラゴン桜では「最後までやりきる人と途中で投げ出す人に分かれた」とありますが…

元論文では、すべての被験者が、high-effort option と low-effort optionの組み合わせを選択した、とあります。時間制限がありますから、制限時間内にタスククリアができなかった人は居たでしょうが、途中で投げ出したなら特記事項として記述があるはずが、そのような記述は見当たりません。

ちなみに、私は利き手で30回やるのに4秒以内、利き手じゃない方の小指で100回やるのに16秒くらいを、無理なく再現性あるレベルで可能でした。
(ボタンが無いので机の上をタップするだけでしたが)。 

漫画はどうやら2012年のとある記事の記述をそのまま採用したのかもしれませんがここでは触れません…

損得を冷静に計算できる人とEffort-Basedで報酬を選考する人

ドラゴン桜では「努力できる人」との対比で「損得を冷静に計算できる人」が出てきますが、元論文上の言葉で捉えると、労力をあまり気にせずに「期待値」で行動を判断する傾向の人、ということになります。

noteの最後のコマでは「努力できるかできないかは脳の機能の違いでありたとえ努力することが苦手でもダメ人間ではない」「そもそも努力が全てではなく成果はいろいろな要素で生み出されるものなの」とあります。

この部分は別に良いんじゃないでしょうか(「努力」という表現は整合的に理解すれば良い)。既述のように、論文の目的は別にありますが。 

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「マスコミや記者のツイート前にこれ表示させろよ」が秀逸過ぎたwww

まず取材をしてみませんか?

この機能の実装希望。

Twitterの「まず記事を読んでみませんか?」

発端は徳本(@tokumoto0) 氏が、Twitterで記事シェアをしてるツイートをリツイートする際に「まず記事を読んでみませんか?」 と表示されることについての指摘。

アメリカ大統領選挙でデマ・陰謀論が横行したことが決定的となってつけられた機能ですが、私も結構メンドクサイと思う時があります。

「マスコミや記者のツイート前にこれ表示させろよ」

 「まず取材をしてみませんか?

マスメディアや記者のアカウントがツイートする際の煽り文句…ゲフンゲフン注意喚起

まったくその通りだなと思います。

同時に、メディアは取材はしてるのに重要な事実関係は落として書いたり、または「角度をつけて」記事を書くことがあります。

なので、これだけだと「取材はしてるもんね(鼻ほじ)」となる可能性が。

「取材はしてるのに重要な事実関係は落として書く」例としては以下

「まず取材をしてみませんか?」「切取りやミスリードしていませんか?」

そこで出たのが「切取りやミスリードしていませんか?」画像。

一般読者のミスリードを誘う記事はたくさんありますからね。

「事実を報じてます」だけでは報道の役割を果たしたことにはならないんですよ。

読者に前提知識を提示してますか?一般人の誤解を招きませんか?

上掲記事で指摘しましたが、読者に一定の前提知識が無いと簡単にミスリードされてしまうことがになります。メディアはそれを狙って記事を構成していることがあります。

 

記者に「切取りやミスリードしてませんか?」と問うても、「いや、俺様はそんなことはしていない」と強弁するだけな気がしますから、より解像度を上げて

「読者に前提知識を提示していますか?」

「一般人の誤解を招く記述ではないですか?」

という問い方をしていくのも一つの手かなと思います。

なお、特定アボリジニ用。

秀逸な画像まとめ

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米国FDAが福島原発処理水海洋放出を科学評価「安全への影響はない」

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「安全への影響はない」

米国FDAが福島原発処理水海洋放出を科学評価

FDA Response to the Fukushima Daiichi Nuclear Power Facility Incident | FDA

米国FDAが福島原発のALPS処理水の海洋放出について、科学的評価しました。

久米隼人 氏の上記ツイートのリプライ欄に要点が書かれています。

ここでもいくつか紹介します。

「トリチウムのみが残る」の意味

セシウムやストロンチウムなどの有害な放射性核種を除去するために高度液体処理システム(ALPS)で処理され、軽度の放射性で害の少ない同位体であるトリチウムのみが残ります。

冒頭、「トリチウムのみが残る」とありますが、これは【告示濃度以上のものはトリチウムのみ】という意味だということはもうおわかりですね?

福島第⼀原⼦⼒発電所 多核種除去設備等処理⽔の⼆次処理性能確認試験結果(終報)2020年12⽉24⽇

今回放出決定されたのは原発由来の産業排水ですが、約2年後の放出時にはWHOの【飲料水基準】を下回るトリチウム濃度になります。

また、WHOの水質ガイドラインをみれば、その他の放射性物質も飲料水に微量ながら含まれることがあり、その場合でも基準以下なら問題ないというのは常識です。
(「燃料棒に触れている」と主張する者がいるが、核燃料再処理施設での排水と考えれば同じこと)

WHO飲料水水質ガイドライン第4版(日本語版)

トリチウムは健康リスクが非常に低く海洋放出は食品に影響を与えない

トリチウムは、消費された場合、人間と動物の健康リスクが非常に低く、海洋放出での希釈効果により、さらに最小限に抑えられます。加えて、FDAは、福島の事故による放射性核種が安全でないレベルまたは公衆衛生上の懸念をもたらすレベルで米国の食品供給に存在するという証拠を見いだせず、処理水の海洋放出は日本および米国国内から輸入された食品の安全性に影響を及ぼさないと考えています。

たとえば、2012年に全米科学アカデミー(PNAS)の会議で発表された研究では、2011年8月にカリフォルニア沖のレクリエーショナルフィッシャーマンが捕獲した太平洋クロマグロの福島関連汚染のレベルが非常に低いことが報告されました。FDAがこの研究を精査した結果、汚染のレベルは、健康上の懸念があるかどうかを判断するためにFDAにさらなる調査をするよう促すレベルよりも約300分の1程度低いと判断しました。

  1. トリチウムは健康リスクが非常に低く海洋放出は食品に影響を与えない
  2. カリフォルニア沖の放射性物質の状況は調査すべきとされる水準の300分の1

さらに、日本の食品を購入しないようになどと消費者に助言することはしていないとも明言しています。

トリチウムは水道水にも含まれています。

医療健康商品を謳ったWEBサイトへの注意喚起も

FDAのページは最後に医療健康商品を謳ったWebサイトへの注意喚起も行っており、放射線被ばくの有害な影響を防止または治療できることを示唆する主張への注意、医師による証言とされる記述があるからといっても留意する事、住所・電話番号等の連絡先情報が記載されていないWebサイトは避けるよう注意喚起しています。

これに真っ向から反する行動をしているのが立憲民主党の原口一博議員です。

先日も風評被害助長+怪しい商品を宣伝するLinkedinのページを拡散するツイートをし、削除した理由を書いたnoteページでも何度も商品名を出し虚偽内容を含む記述を引用するなどしていました。

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消された櫻井よしこPrimeNews「中国韓国は自国の海洋放出を顧みなさい」

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削除された櫻井よしこ氏のPrimeNewsでの海洋放出に関する発言部分。

消された櫻井よしこPrimeNewsの発言部分

櫻井よしこPrimeNewsの発言ですが、この部分はアーカイブからは消されています。

『櫻井よしこ氏が生直言 米中対立と日本の選択 菅×バイデン会談危惧』【後編】

『櫻井よしこ氏が生直言 米中対立と日本の選択 菅×バイデン会談危惧』【前編】

中国韓国の放射性トリチウムの海洋放出量

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番組中でも表が出ていましたが、こちらは経産省の図。

中国は大亜湾原発の年間放出量が約42兆ベクレル(2002年)、韓国は月城(ウォルソン)原発の年間放出量が約136兆ベクレル(2016年)です。

福島原発が今後海洋放出する場合に予定されているのは年間22兆ベクレルで、定期的に見直す方針です。

参考:廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議(第5回) 配付資料一覧 令和3年4月13日(火)

韓国の原子力安全委員会「福島の海洋放出は問題ない」

韓国の原子力安全委員会が「海洋放出は科学的に問題ない」と2020年に報告していたことが判明しています。

政治側は政府見解ではないと言っているようですが、科学的にはこの見解しかありえないわけです。もし福島がダメなら韓国内の原発もアウトですからね。

櫻井よしこ「中国は南シナ海の島のフィリピンとの係争で常設仲裁裁判所に従いなさい」

櫻井よしこ氏は、中国が南シナ海の島に関してフィリピンと係争となった際に常設仲裁裁判所が中国の主張はまったく根拠がないとしたことに触れ、その判決を「尊みなさい、守りなさい、従いなさい」と指摘。

当該事案は以下のように報道されています。

中国の南シナ海領有権主張、法的根拠なし 常設仲裁裁判所 - BBCニュース

ALPS処理水の海洋放出

櫻井よしこ氏は海洋放出は頭ではわかっているが心がついていかない、それが10年という時間がかかった理由、それを政治が判断して先に進めた、と評価しています。

科学的な話としては既に(というか当初から)終わってる話です。

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