事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

元草津町議の新井祥子が初めて法廷で虚偽を認めるも未だに「胸や太ももを触られた」

 

まだ虚偽を言ってるのか…

群馬県草津町冤罪事件とは何か?については以下でまとめています。

元草津町議新井祥子が法廷で初めて虚偽認める

元草津町議が初めて虚偽認める 前橋地裁 | 上毛新聞社のニュースサイト

事実と異なる内容を電子書籍に記載され名誉を傷つけられたとして、群馬県草津町の黒岩信忠町長が、ライターの男と元町議の女と男の3人に対し、計4400万円の損害賠償を求めた民事訴訟の口頭弁論が1日、前橋地裁(田中芳樹裁判長)であった。元町議の女は本人尋問で、書籍に記された黒岩町長との肉体関係はなく、性被害を訴えた記者会見の内容も虚偽があったと明かした。

 元町議の女が法廷で虚偽を認めるのは初めて。その上で、「胸や太ももを触られた」と主張した。黒岩町長も出廷し、「指一本触れていない。(虚偽で)草津町がバッシングの対象になった」と訴えた。

 訴状によると、元町議の女からの情報提供を基にライターの男が電子書籍を出版。元町議の男は町議会で町長不信任決議案の提出者として、虚偽の記載がある理由書を読み上げたとされる。

 ライターの男は名誉毀損(きそん)罪、元町議の女は同罪と虚偽告訴罪で昨年、前橋地検に在宅起訴された。地検は認否を明かしていなかった。

「元草津町議の女と男」「ライターの男」とだけありますが新井祥子・中澤康治と飯塚玲児の話です。元町議については今は公人ではなくとも当時は公人であり、虚偽発言が影響して選挙で負けて公職を追われた者らなのだから、配慮も何も本来的には不要でしょう。

既に中澤・飯塚氏含め、新井の支持者だった増田都子氏も新井の主張の内容が虚偽であることを認めていました。

また、新井氏自身も法廷外では「性交渉を強要された」という従前の主張を「肩を触られた」というものに変更し、既に虚偽主張をしていたという自白があった状況でした。

【草津町冤罪事件】飯塚玲児の刑事初公判で新井祥子の嘘:黒岩町長「存在しないと言っていた新井の盗聴音声記録が公開・中澤康治議員も「だまされた」と謝罪」 - 事実を整える

増田都子がブチ切れ「一番の大嘘つきは新井被告人」「1時間テープの存在を否定していた」「町長と面談したのは新井による脅迫の被害届を抑えてもらう目的では?」 - 事実を整える

未だに「胸や太ももを触られた」支持者は「セカンドレイプはあった」

おそろしいのが、上毛新聞の報道にあるように、新井氏は未だに「胸や太ももを触られた」と主張していることです。

新井氏が2023年2月にFacebookアカウントの投稿に添付した自爆チラシ( )では「体を触られた」という文字や肩を触られるコンパニオンの漫画がありましたが、それとも異なっています。

さらに、新井氏の支持者らは未だに「セカンドレイプはあった」という主張をSNSで繰り広げています。

本件の「後始末」としては以下の問題があります。本件については事態の推移を追って記事を書いてきたので【草津町 の検索結果 - 事実を整える】で通覧できます。

  1. 新井祥子の刑事訴訟⇒実刑判決で何年になる?
  2. 草津町が中沢康治と増田都子を名誉棄損で民事訴訟⇒賠償額は?
  3. 飯塚玲児の刑事訴訟⇒執行猶予?
  4. その他、黒岩氏や草津町の名誉を毀損した者ら(福島みずほ議員、上野千鶴子東大名誉教授など)の訴訟の可能性
  5. 町の不名誉を拡散したメディア・活動家・ライターらの道義的責任,背景の究明()

なぜか無視されるマスメディアの責任とディスカウントジャパン

そして、この話で一番おかしいのが、本件を両論併記かそれ以上に新井氏に肩入れした記事を書いてきたマスメディアです。

なぜ、新井祥子はこのような不可解な虚偽主張を展開したのか?
なぜ、最初から胡散臭い虚偽主張が一部メディアで正当な主張かのように、或いは両論併記的に取り上げられたか?なぜ、新井祥子の虚偽が判明してもそれは報道されないのか?

普通、社会的に注目を集めた事件の犯罪者や容疑者・被告人に関するメディアの動きは、「なぜそのような行為をしたのか?」という動機について下種の勘繰りがなされる掘り下げる記事が書かれることが多いでしょう。

しかし、新井祥子の狂言事件に関しては、それが一切ない

本件は、「草津町ー新井祥子」の関係にとどまらず、マスメディアが織りなす情報空間の汚染状況が引き起こした或いは問題を長引かせた側面があるでしょう。また、朝日新聞の記事を引用した海外メディアが火を広げ、ディスカウントジャパンに繋がっていった動きが鮮明に表れています。

2020年12月の外国特派員協会での会見のセッティングが異例であったと黒岩町長が指摘しているように、一部の傾向のあるマスメディアのスクラム構造無しには新井氏のような脆弱な主張が広まるとは考えにくい。

新井祥子をトカゲのしっぽ切りして終わっていい話ではないでしょう。

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