事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

はすみとしこ氏が表現の不自由展作品の画像をツイート

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はすみとしこ氏があいちトリエンナーレ、表現の不自由展~その後~の作品画像をツイートしました。

SNS投稿禁止は10月14日18時まで

 ただし展覧会会期終了後はこの限りではありません

という文言があるので、10月14日18時以降に作品の画像をSNS等で投稿するのは、議論に必要な限りでは問題ないでしょう。

はすみとしこ氏が表現の不自由展作品の画像をツイート:教育プログラムの中身

教育プログラムの中身は、単なるパネルでの説明書きでした。

「芸術が作られた背景を知りましょう」などと、芸術についての一般的な説明をしている風を装っていながら、 キム・ソギョン、キム・ウンソンの2016年の作品の意図とか書かれても意味が分かりません。

対話形式の説明書きも、おそらく捏造慰安婦像の鑑賞を念頭に置いたもので「傷ついている人の気持ちに寄り添った見方をしたいな」というごく一部の作品にしか適用されない(捏造によって傷ついてる人の気持ちに私は寄り添う)ような説明があります。

実行委員会の「表現させろ物乞い」と天皇コラージュ

「公金を使って公的施設を使っていても、表現の自由は守られるべきだ」 

彼らはこう言っています。

私もそれは賛成です。

しかし、私や多くの国民・河村市長が問題視しているのは、民間事業として公的施設を使って公金(補助金等)が支出されていることではなく、【公的機関が主体となって】【公共事業として】トリエンナーレ・表現の不自由展が運営されていることです。

そのような場面では憲法上の表現の自由の問題ではありません。

また、検証委員会の曽我部教授(憲法学)も基本的に契約関係の問題であり、憲法問題ではないと明言しています。

参考:河村市長、抗議の座り込み宣言:大村知事、実行委員会を開かず公開質問状も無視 

参考: 表現の自由の問題ではなく【政府言論】トリエンナーレ表現の不自由展中止

参考:トリエンナーレ検証委員会第2回:曽我部教授「基本的に契約関係・表現の自由がストレートに問題になる事案ではない」

天皇コラージュ作品については、既に表現の不自由展のHPで画像が公開されているので、取り上げることには何ら問題が無いでしょう。背景となった事件については下記で説明していますが、富山県美術館で焼却されたのは作品それ自体ではなく、富山県美術館が他の作品と一緒に収録した「図録」であって、作品そのものは第三者に譲渡されています。

「焼かれるべき絵」「時代の象徴=間抜けな日本人の墓」

「焼かれるべき絵」「時代の象徴=間抜けな日本人の墓」について。

政治プロパガンダ、日本dis、日本ヘイトである、という評価は措いておいて…

単純に作品が稚拙で何の面白みもなく、低クオリティである、という事に尽きます。

なお、外国国章損壊罪になるかどうかは以下で検討済みです。

日本で展示撤去されていない捏造慰安婦像

過去に東京都美術館から展示撤去をくらったのは、「第18回JAALA国際交流展-2012」に出品中だったKim Seo-kyeongの彫刻「a Figure of Young Girl」 です。

これはミニチュア像であり、実物大の慰安婦像そのものではありません

 

昭和天皇の肖像が含まれるモノを焼く映像作品は写真自体がNG

「映像作品は切り取られたものがSNSで拡散され誤解された」

 『「昭和天皇の肖像が焼かれた」は捏造フェイク』

このような「反論」がありますが、まぁ、詭弁・屁理屈でしかないですね。

明らかに昭和天皇の顔部分が印象に残るようにバーナーで燃やされ、さらにはその部分の灰が踏みつぶされているのは事実なんですから。

ところで、最初にこの映像を拡散したのは韓国メディアのKBSなんですが、そちらに対する抗議の声は聞こえてきません。なぜでしょうか?

なぜかハングルが

とまぁ、違和感を取り上げればきりがありません。 

はすみとしこ氏のツイートはこれだけではないし、ツイートにある以上のことについては文化人放送局ファンクラブの有料会員向け動画で話すようです。

以上