事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

ヒロアカ作者に執拗に謝罪要求し、731部隊とナチスと旭日旗を結びつける政治工作が行われている



「僕のヒーローアカデミア」作者と出版社の集英社が名前差し替え表明後もしつこく謝罪要求をするアカウントがおり、その言動が専ら政治的な目的で行われているのでここで指摘します。

"히로아카 총공 진행계 곧 내일 공지 올라옵니다 @Heroaca_000"というアカウント

魚拓

4、5か国語でツイートしているのですが、このアカウントが開設された初期に多言語話者を募集しているツイートがあることから一人でやっているわけではありません。

それなりの規模を持って組織的にやっていることが伺えます。

「僕のヒーローアカデミア」作者の堀越耕平・集英社が名前差し替え表明後もしつこく謝罪要求

魚拓

このアカウントは、「僕のヒーローアカデミア」作者の堀越耕平氏や集英社が名前差し替え表明後もしつこく謝罪要求しています。

どうみても堅気の人間のやることではない。

魚拓

集英社に対する抗議電話を第三者にけしかけても居ました。

場合によっては不法行為です。

731部隊の写真は別の時期の日本人被害者の検死

魚拓 

このアカウントがUPしている「マルタの名前がなぜ問題なのか」という文章では延々と森山誠一の「悪魔の飽食」の嘘記述の世界観で731部隊を記述しています。

たとえばこの写真は731部隊による生きてる捕虜の人体事件とされることが多いですが、まったくの間違いです。

ヒロアカの丸太

731部隊による人体実験とされ世界に拡散されてしまっている写真。

実際は1928年「済南事件」時の日本人被害者であり、検死の様子です。

その写真=当時の資料がそのままアジア歴史資料センターに保存されています。

アジア歴史資料センター済南事件邦人惨殺写真(※閲覧注意) 

専ら政治的な目的:ヒロアカとは無関係な旭日旗を貶める行為を忍ばせる

ヒロアカ:VANK:旭日旗

ヒロアカと無関係な旭日旗とナチスを関連付ける

同じ「マルタの名前がなぜ問題なのか」という資料には上記画像と説明もあります。

ヒロアカと旭日旗はまったく関係ないにもかかわらず、取って付けたかのように出てくるこの説明。731部隊の話題とも必然性が無いものです。

こういう行為をしていることから、彼らは「最初から日本的なものに対する攻撃という政治的目的を有する集団」であることが分かります。

韓国には"VANK"というサイバー工作集団(韓国政府も関係)がありますが(今回のがそうかは不明だが)、そういう連中が存在しているのだということはもはや共通認識にしないとダメです。

相手は日本国の常識の通用しないヤクザと同じです。

まとめ:出版社が「日本の言論」を守らなきゃ終わり

ファンタジー作品の設定がチャイナから問題視され出荷停止した事件がありました。

こういうところから、蟻の一穴となって浸食が始まるんだと思います。

チャイナ・ロシア・韓国の工作集団が政治的な目的で日本を陰湿に攻撃してくる世の中に在って、日本の出版社がやるべきは作家の作品というよりも「日本の言論」そのものの保護です。それをやらなければ作家を護ることにはならないでしょう。今回のように、延々と妨害され、将来はさらに傲慢な態度に出てきます。

奴らの目的は「相手を屈従させる・自分たちの意のままにする」ことなんですから。

「日本的なものに対する攻撃」を組織の行動理念としている存在から、我々日本国民の財産のみならず自律性をも護るためには、性善説に立った対応を改めないとダメでしょう。そのためにユーザーからも出版社に何ができるか、集英社には示してほしいです。

以上 

ニューヨークタイムズのモトコリッチ「日本Twitterで中国人は来るながトレンド」と捏造か?

ニューヨークタイムズ反日記者元子リッチの記事の捏造

ニューヨークタイムズの東京支局長のモトコリッチによる1月30日付の記事で「日本のツイッターで#中国人は来るな がトレンド」と記述されていました。

怪しいので調べてみました。

ニューヨークタイムズ元子リッチ記者の記事

As Coronavirus Spreads, So Does Anti-Chinese Sentiment - The New York Times

ニューヨークタイムズのモトコリッチ記者が書いたこの記事では「日本では、ハッシュタグ#ChineseDon'tComeToJapanがTwitterでトレンドになっています」という文言から始まり、新型コロナウイルスによって人種差別が広がっているという主旨の内容になっています。このタグは日本語に直すと「#中国人は日本に来るな」です。

原文は"In Japan, the hashtag #ChineseDon’tComeToJapan has been trending on Twitter."となっており、「ツイッタートレンド」に入っている事を指しているのか、それとも日常用語として「流行ってる」という意味で使われたのかは確定できません。

ツイッター上の「中国人は日本に来るな」ツイート

ジェームズ・コンドウという方がツイッタートレンドデータを示して(Yahooリアルタイムトレンドと思われる)、「#中国人は日本に来るな」の文言は113しかツイートされていなかったと言っています。

これに対してモトコリッチは「中国人に関する上位3つの検索結果は日本語で「#中国人死ね」「#中国人は日本に来るな」「#中国人入国禁止・中国人お断り」だったと言っています。

まるで数字がどうであれ結局主張内容は問題ないではないかというような素振りです。

ジェームズ・コンドウ氏は「日本のツイッターでは大体1万ツイートされないとトレンドに上がらないから、日本のトレンドにそのような言葉が上がったというのは不正確だ」と指摘。モトコリッチからはこれ以降の返信はありません。 

私も元子リッチが記述した"trending on Twitter"がツイッタートレンドであると仮定して、調べてみました。

ツイッタートレンドの特徴

実はツイッタートレンドというのは、そのユーザーのアカウントの環境を参照して(IPアドレスの国別、位置情報、使用言語、ツイート内容、フォロー関係等)表示されます(Torブラウザでログアウトした状態で見ると分かりやすい)

そのため、人によって表示されるトレンドが異なるということに注意です。基本的に「トレンドに上がっていた」 というのは主観的な要素が含まれるということです。
だからトレンドに上がってるから有名・流行しているとは言い切れない

その上で、私の経験上、日本のトレンドに上がるためには最低でも「1000ツイート(件)表示」されていないとダメだと思います。

この「〇〇ツイート(件)表示」は、単純にそのハッシュタグを含むツイートが為された数ではありません。トレンド欄に表示される数字です。

私が過去に検証した結果ですが、「トレンド値」のようなパラメータがあるようで、トレンド欄に「〇〇ツイート」と書かれているものよりも実際にその文言を含んだツイートがされている数は少ない場合があります。

これはリツイートやいいね、単一のユーザーによるツイートであるかどうかなどが影響するものであると私は推測しています。

過去にトレンドに上がったもので私が調べたものは200ツイート程度でもトレンドに1126ツイート表示として上がったことがありますが、これはテレビアニメなど放送時間が決まっているために、極短時間にツイートされることでトレンド値上昇にボーナスがついているものと思われます。

こうした観点を考慮しながら、検討していく必要があります。

※なお、ここで書いたことは悪用されるかもしれませんが、今はトレンドがスパムである場合に通報できるなどツイッター側の仕様も洗練されてきている上、悪用するような人間はこの程度の事は気づいているので問題ないでしょう。

ツイッタートレンドの独自の調査方法

モトコリッチが書いた記事は1月30日付になっていて、上記ツイートでも1月30日のものを指摘していることから、日本時間の1月29日~30日までのツイートを検索しました。

調査方法はログアウト状態からツイッター検索窓で検索しました。

文脈上、ハッシュタグを肯定する趣旨ではない者も含まれるかもしれませんし、新型コロナウイルスの影響がないものも含まれる可能性はありますが、ここではトレンドに上がるかどうかの話ですのでそういったツイートでも当該ハッシュタグを使用していた場合はカウントします。

調査した日は2月5日の18時以降です。

「#中国人〇ね」或いは「#中国人は〇ね」

結果:1件

「#中国人は〇ね」は0件でした。

「#中国人は日本に来るな」

結果:98件(29日42件、30日56件)

リツイートが3桁になっているものはなく、最も多いもので30程でした。

「#中国人国禁止・#中国人お断り」

結果:#中国人入国禁止は113件(29日58件、30日53件) #中国人お断りは47件

こちらもリツイートが3桁になっているものはありませんでした。

113件というのはジェームズ・コンドウ氏と同じ結果です。

考察:モトコリッチ記者の捏造か工作後のアカウント・ツイート削除か

「#中国人は〇ね」「#中国人〇ね」は極端に数が少ないですが、その文言が過激なので、通報により削除された可能性があります。モトコリッチもNYTの記事では別の文言を挙げているため、考察からは捨象します。

同じ人間が何度も何度もツイートしているとは言えませんでした。

上記検索結果に時間の偏り(29日と30日の境目の時刻に集中してツイートされたなど)は存在しないので、短時間に瞬間的にツイートされたことによる「トレンド値」の上昇は無いと言えるでしょう。

上記結果は日本のツイッタートレンド上位になるためには明らかに不十分な結果です。

したがって、考えられるのは3つ

  1. 真実としてはトレンドに上がっていたが、現時点ではアカウント・ツイートが削除されているため少なくなった
  2. モトコリッチ氏が持っている何らかのアカウントの環境が「#中国人入国禁止」を呟くようなアカウントに近しい状況だったため、彼女の環境ではトレンド入りしていた
  3. モトコリッチ記者の思い込みであり不正確

モトコリッチの記事は不正確

上記1番は5日間の間に大量のアカウント・ツイートが削除されたということになってしまいます。最近仕様変更などで「凍結祭り」が起こったということは聞きません。よって、工作によって意図的に当該ハッシュタグを含むツイートが為された場合にしか成り立ちません。

今の所20くらいリプライが付いていますが、誰も見たことがあるという人は現れません。少なくとも私やそのフォロワーからはトレンドに上がっていたことを見た者は存在しないのですから、可能性としては著しく低いと言えるでしょう。

2番はその可能性を完全に否定できませんが彼女の思想とは真逆と思われる立場の発言がトレンドに上がるような環境であったなら、それはサブアカウントにおいて意図的に作られた環境でしかないということになります。

これらの結果からは番のモトコリッチ記者の思い込みで不正確だった可能性が最も高いでしょう。

他方、"trending on Twitter" が単なる日常用語の表現として「流行っている」という意味であるならば、それはモトコリッチ記者の主観的な評価に過ぎず、事実問題ではなく評価の妥当性の話になります。

しかし、ツイッターにおいて"Trending"と言うことはTwitterサービス上の「トレンド」にランクインしたことを意図していると客観的には理解するのではないでしょうか?そうでなくとも、問題のハッシュタグを含むツイートがどれも100以上リツイートされていない上に、モトコリッチ記者のアカウントからの見え方が、「日本(のツイッター)で流行っている」と言えるものだったのかというと、それもおかしな話だと思います。

政治系に浸かっている私のアカウントの環境からですら、ほとんど見ることがなかったのですから。

まとめ:なぜツイッター上の現象が都合よく利用されるのか

ツイッター上のツイートについて言及するものでマスメディアに登場する数値は、なにやらおかしなものが多い気がします。

過去にもMBS映像'バッシングで取材者である斉加尚代を名指しするツイート5000件存在したという内容が放送されましたが、検索結果は単純数だけで637でした。

なぜツイッター上の現象が都合よく利用されるのでしょうか。

以上

中国黒竜江省の高級人民法院「故意の新型コロナウイルス拡散は最高で死刑」

故意の新型コロナウイルス拡散は最高死刑!

中国黒竜江省の高級人民法院が「故意の新型コロナウイルス拡散は最高で死刑」とする通達を出しました。

黒竜江省の高級人民法院「故意の新型コロナウイルス拡散は最高で死刑」

最高死刑!保障打赢“战疫”,黑龙江高院严打涉疫情防控相关刑事犯罪!发布时间:2020-01-31 11:15:20魚拓

中国黒竜江省の高級人民法院(日本で言う高等裁判所)が「故意の新型コロナウイルス拡散は最も重いもので死刑となる」とする通達を出しました。

黒河市人民政府も同じものを2月3日にUPしました。

法院紧急通知:最高死刑!严打新冠病毒“战疫”9类36种犯罪 时间:2020-02-03 21:00:28  来源:中国长安网

裁判所がこのような通達を出すというのは、日本ではあり得ませんが、中国は共産党中央政府のピラミッド組織の中に裁判所も組み込まれているためにこのようなことが起きます。

新型コロナウイルスの意図的な伝播は公共安全に対する危害

二、危害公共安全类犯罪

    2.故意传播新型冠状病毒病原体,危害公共安全的,可能涉嫌违反《刑法》第一百一十四条、第一百一十五条第一款的规定,触犯“以危险方法危害公共安全罪”,最高判刑死刑。

「新型コロナウイルスの意図的な伝播は公共安全に対する危害」というのはこの部分。

刑法解釈を予め裁判所が行って公表するというのは何だか面白いですね。

それにしても、「ウイルスを意図的に伝播」をどう認定するのか気になりますが、おそらく感染していると診断された者は隔離が基本なので外出しただけでアウトなんだろうと思われます。

通達には他にも死刑がある罪が掲載されていますが、これらは普段から死刑対象になり得る行為に過ぎず、新型コロナウイルスの流行は、そのような行為を引き起こし得る要因となる状況として記述されているに過ぎず、一般的な注意書きのようなものになっていると思われます。

日本の入管実務への影響は?

実はこの対応、日本の入管実務に影響を与える可能性があります。

入管法

(上陸の拒否)
第五条 次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に上陸することができない。

省略

十四 前各号に掲げる者を除くほか、法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者

入管法では感染症法上の各感染症が上陸拒否の対象になっていますが、疑似症患者や無症状病原体保有者=不顕性患者については明示的な拒否対象になっていません。

そのため、入管法5条1項14号を適用するのではないか?と言われています。

しかし、単にウイルスに感染している状態で街中を歩くだけで「公安を害する行為」と言えるのかという解釈・事実問題があります。

今回の中国黒竜江省の高級人民法院の認定は、直接には日本の法体系とは別の話ですが、この規定の適用に際して何らかの影響を与える可能性はあるんじゃないでしょうか。

以上

ミクロネシアが日本を汚染国指定!⇒アメリカ含む感染者の確定症例がある全ての国が対象でした

ミクロネシア連邦が日本を汚染国認定

「ミクロネシアが日本を汚染国指定!!」

アメリカ含む感染者の確定症例がある全ての国が対象でした。

ミクロネシアが日本を汚染国に指定

新型コロナウイルスに関するミクロネシア大統領府による緊急事態宣言(その2)

1月31日にミクロネシア大統領府が発出した新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言に関して,2月3日より,ミクロネシア政府は日本が汚染地域・国であるとして,同宣言(4)にある14日間ルール(注)の適用を開始しました。

実はこれ、日本国だけが対象じゃないのです。

アメリカ含む世界の新型コロナウイルス感染者の国が対象

14日間ルールは外務省ページである新型コロナウイルスに関するミクロネシア大統領府による緊急事態宣言に書かれています。

「コロナウイルス汚染国,地域からの旅行者によるFSM(ミクロネシア連邦)への入国については、直近の少なくとも14日間を非汚染国,地域で入国滞在した者以外は認めない。」

このことはアメリカの疾病管理予防センターの以下のページでも確認できます。

The Federated States of Micronesia (Including Yap Islands, Pohnpei, Chuuk, and Kosrae) - Traveler view | Travelers' Health | CDC

People who, in the previous 14 days, have been in a country with confirmed cases of the novel coronavirus, including the United States, will not be allowed to enter the Federated States of Micronesia.

過去14日間に、米国を含む新規コロナウイルスの確定症例のある国にいた人は、ミクロネシア連邦に入国できません。

ミクロネシア連邦による公衆衛生緊急事態宣言

原典はこちら。

FSM National Government - Public Info

パヌエロ大統領による2019年コロナウイルスからFSMを保護するための公衆衛生緊急事態宣言

ミクロネシア連邦=FSMから汚染国認定された新型肺炎コロナウイルス確定発症国一覧

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について令和2年2月3日版)

ミクロネシア連邦=FSM政府の基準からすると、「汚染国」に認定された国は、厚生労働省が2月3日時点で把握している情報によると以下です。

・中国・タイ・韓国・台湾・米国・ベトナム・シンガポール・フランス・オーストラリア・マレーシア・ネパール・カナダ・カンボジア・スリランカ・ドイツ・アラブ首長国連邦・フィンランド・イタリア・インド・フィリピン・英国・ロシア・スウェーデン・スペイン

ミクロネシア連邦は他の世界の国よりも比較的医療体制が整っていないと予想されるし、元々チャイニーズが往来していなかったでしょうから、このような対応をすることも正解の一つだろうと思います。

※追記:ネット上で確認できる限りでは、ミクロネシア連邦は「汚染国」という表現は一切していません。また、この表現を用いている所は直感的に理解できるようにしているだけと思われ、それについては問題視しません。

まとめ:日本以外の国でも対象でした

2020年2月3日時点での世界の新型コロナウイルス感染拡大図

WHO:2月3日時点

https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200203-sitrep-14-ncov.pdf

ミクロネシアが日本を汚染国指定したことについては、ミクロネシアに渡航しようとする者以外の日本国民としてはまったく意味を持ちません。

別に騒ぎ立てることではないということです。

以上

ヒロアカのキャラ「志賀丸太」が731部隊の「マルタ」連想だからというクレームに屈して差し替え

集英社ヒロアカ作者が名前差し替え

「ヒロアカ」のキャラ「志賀丸太」が731部隊の「マルタ」を連想させるものであるというクレームが中国・韓国側からあり、集英社と原作者がこれに屈して差し替えを決定したことを表明しました。

※追記:未だに謝罪を要求するアカウントが政治工作をしています。 

集英社と原作者「僕のヒーローアカデミア」のキャラクターの名前の差し替えを決定

これは最悪の対応だと思います。

特に少年ジャンプは「史実」と言っていますが、まったく「史実」ではありません。

「ヒロアカの志賀丸太という名前のキャラが731部隊のマルタを連想させる」というクレーム

韓国系や中国系のアカウントの言っていることを見ると、どうやら人体実験をする医者の名前が丸太なのは、731部隊の人体実験の被験者である「マルタ」を連想させるという理解のようです。

森村誠一の捏造本「悪魔の飽食」が認識が広まった原因

731部隊による戦争犯罪となる人体実験という言説は、森村誠一の捏造本「悪魔の飽食」の内容が言説が広まった大本の原因です。

人体実験の被験者を「マルタ」と呼んでいたという記述はここが有名です。

この本内容は都合よくロシア・チャイナ・韓国側の工作活動に利用されています。

※追記:当初エントリでは森村誠一の悪魔の飽食でしか見られない表現と書いてましたが、それ以前の作品でも731部隊関係かは不明だが被験者を「丸太」と表現していた作品が見つかりました。

※ハバロフスク裁判の公判記録で、英語版では"logs"、不二出版による書籍では「丸太」と記述されているものが見つかりました。初出はハバロフスク裁判の公判記録と言って良いでしょう。

しかし、ハバロフスク裁判そのものが日本人捕虜を思想洗脳した後に裁判にかけたものであると見られています。これを「史実」と言って良いのでしょうか?

731部隊による戦争犯罪となる人体実験という歴史捏造

よくネットで「731部隊による戦争犯罪となる人体実験」として挙げられる画像を指摘する人がいますが、典型的なキャプションだけ付け替えたフェイクであり、「済南事件」における日本人被害者の検視解剖を場面の写真がほどんどです。

韓国系のお気持ちヤクザ

韓国は普段から政府と連携しているネット工作集団"VANK"がサイバー攻撃を仕掛けたり日本国・日本人を貶める工作活動を海外で展開し、スポーツの場面での「旭日旗問題」を捏造しています。

今回がVANKに関係あるのかわかりませんが、韓国系の工作やってる連中は、VANKの行為で勢いづいて、日本に対しては強く出れば屈すると思い込んでる者が多いと思われます。

今回も「謝罪になっていない」などお気持ちヤクザの態度です。

少年ジャンプに努力・友情・勝利はあるのか

このようなクレームを許していたら、今後、些細なことについてまで同じ手段に出てくるに決まっています。

かれらの目的は「相手を屈従させること」ですので、それに乗っかってはいけません。

少年ジャンプには表現の自由を尊重する・真実を見極めようとする努力はあるんでしょうか?日本国に対する愛、日本国民に対する友情はあるのでしょうか?外国による工作に対して勝利しようとする姿勢はあるのでしょうか?

以上

不顕性感染=無症状病原体保有者の意味と感染力と新型コロナウイルス

不顕性感染=無症状病原体保有者からの感染力

不顕性感染=無症状病原体保有者の意味と

その状態の人から他の人への感染力はあるのか?について

不顕性感染=無症状病原体保有者の意味

不顕性感染とは、細菌やウイルスなど病原体の感染を受けたにもかかわらず,感染症状を発症していない状態です。不顕性感染 日本救急医学会・医学用語解説集魚拓

無症状病原体保有者とは「感染症の病原体を保有している者であって当該感染症の症状を呈していないもの」です。

両者は意味としては同じです。報道などでは「不顕性患者」「無症状感染者」と呼ばれることもあります。

不顕性感染は医学用語であり、無症状病原体保有者は感染症法6条11項に規定されている法律用語です。

医学判断と裁判所による法律判断は異なる結果になる場合があることに注意

「症状」はその人の主観的な感覚、兆候は客観的

「症状」とは頭痛や疼痛などその人でなければ感じることのできない主観的感覚です。

対して「兆候」は医者等が客観的に判別可能なある状態です。

ですから、「不顕性」「無症状」であったとしても、兆候があるということはあり得ます。ウイルス感染の場合にそのようなことがあるのかはわかりませんが。

不顕性感染=無症状感染の状態になることは通常の話

新型肺炎コロナウイルスの話で「不顕性感染」=「無症状感染」という言葉が出てくることがあります。

しかし、不顕性感染者=無症状感染者は新型コロナに特徴的ではなく、およそ世の中の菌やウイルスに感染した多くの人は不顕性感染の状態になるということは冒頭の日本救急医学会の画像の文言からも分かると思います。

問題なのは、不顕性感染者から他人に感染力を有するのか?ということです。

なぜ不顕性患者から他人への感染力が問題なのか?

感染症法では「患者」「疑似症患者」「無症状病原体保有者」を明確に分けています。

それによって適用される条文も異なり、強制措置がとれるか否かが変わってきます。

さらには入管法に基づく「上陸の拒否」の要件充足性にも影響してくると考えられます。入管法は明示的には症状が出ている者が対象で、不顕性患者は対象でない可能性があるからです。

中国人は現地の医療を信用していない者も多く、現地で医療費が無料だとしても、新型コロナだと分かった不顕性感染者の中には日本に渡航して治療を受けようとする者が出てくるおそれがあります。そもそも人口が多い国ですから考慮しなければなりません。

無症状病原体保有者からの感染力

第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号 平成26年11月13日

○新村政府参考人 私ども、専門家の御意見もお聞きして理解している範囲では、感染して、そしてその症状が出るまでは、人に感染することはない。
 無症状病原体保有者とおっしゃいます点に関しましては、恐らく、症状が出る前に人に感染することがあるのではないかという観点の御質問ではないかと思いますが、これまでの知見では、症状が出てから人に感染し得るというふうに理解しております。
 一方で、無症状病原体保有者というのは、症状が生じて、そして、治療等によって回復してきて、症状がなくなった場合でも、まだそのウイルスが体内にあるということを示していると聞いております。

無症状病原体保有者からの感染力という点で言えば、厚生労働省の健康局長からは「症状が出るまでは人に感染することはない」という認識が示されたことがあります。

今の政府がこのような認識なのかは不明ですが、感染症法の当該規定の立法時には、無症状病原体保有者からは感染力が無いという前提だった可能性があります。

不顕性感染者からの感染力

不顕性感染者から感染するのか否か、その力についてはウイルス毎に異なるようです。

ノロウイルスの不顕性感染者からの感染拡大

東京都感染症情報センター » ノロウイルスによる集団胃腸炎の発生・拡大への不顕性感染者の関与

ヒトからヒトへの伝播と考えられた施設内集団事例においても、非発症であった施設利用者および施設職員に不顕性感染者がみられる場合があり、これらの非発症者群と発症者群の糞便中に排出されるウイルス遺伝子量にも有意な差は認められなかった。

 これらの結果から、NVに汚染された食品の喫食や、介護行為や汚染施設の清掃などでおう吐物や糞便に接した時にNVに暴露されることにより、ある程度の割合で不顕性感染が成立するものと推定された。発症者と同程度のウイルス量を排泄している非発症者の存在は、調理従事者であれば新たな集団発生を起こす可能性があり, 介護などにあたる施設の職員であれば施設内流行の拡大に関与する可能性が考えられる。

感染力が強いと言われているノロウイルスの場合には、不顕性感染者からの感染拡大を起こす可能性が考えられるとする考察がなされています。

インフルエンザの不顕性感染者が感染源となる頻度 

インフルエンザの不顕性感染者が感染源となる頻度|Web医事新報|日本医事新報社

不顕性感染者がウイルスの高排出者であり,乾燥した環境下で,免疫力の低い感受性者が家族内のように比較的長時間,近距離で接触するような,特別な条件を備えた場合には感染が成立する可能性は否定できないが,現実的には感染が成立する場合は稀であると推測される。

インフルエンザの不顕性感染者が感染源となる場合は極まれな状況が揃った場合でないとあり得ないという研究結果があります。

新型肺炎コロナウイルスの不顕性患者から感染するかは不明

新型コロナウイルス どれぐらい警戒したらいいの? 感染症のスペシャリストに聞きました BuzzfeedJapan 岩永直子

【岡部信彦(おかべ・のぶひこ)】川崎市健康安全研究所所長

潜伏期間中に感染させるというエビデンスはまだ出ていないです。またその時の感染力の強さについても不明です。それがないうちに、メディア言葉で「歩く感染源」だとか、不安を煽る言葉を使うのはやめてほしいですね。

経験則ですが、呼吸器感染症は、症状がある時に感染力が強くなります。SARSの経験でも、潜伏期間と非常に軽い期間はほとんどうつしていないことがわかっています。いずれも肺炎になってからうつし始める。だから重症者の早期発見が鍵を握るんです。

この法則が今回のコロナウイルスに当てはまるかはまだわかりません。でもこういう初期のわからない時期は経験則の応用が必要かと思います。

How Bad Will the Coronavirus Outbreak Get? Here Are 6 Key Factors - The New York Times By Knvul Sheikh, Derek Watkins, Jin Wu and Mika Gröndahl

But it is still not clear whether a person can spread the virus before symptoms develop, or whether the severity of the illness affects how easily a patient can spread the virus.

ある人が発症する前にウイルスをばらまくことがあるのか、それとも症状が重症であればあるほど患者がウイルスをばらまくのかについては未だに明らかになっていません。

新型肺炎コロナウイルスの不顕性患者から他の人に感染するかは不明のようです。

中国からの情報では不顕性感染者からも感染したというものもありますが、そのケースが本当だとしても医学的にそうであると言えるほどの状況ではないということは確かでしょう。

極めて限定的な環境においてのみ感染力を持つに過ぎない可能性もあるのですから。

エビデンスレベル

ここで紹介した研究がこのエビデンスレベル概念図のどこに位置付けられるかはわかりませんが、少なくとも下から3番目より上だと思います。

不顕性感染者の感染力については、検査をして感染者と分からないと直接的な研究ができず、被験者数が少ないため、なかなか実施困難なんだろうと思います。

そのため、確定的なことが言われることがないのだと思います。

感染するとしても、感染力は発症した場合と同じなのか、それともかなり低い割合になるのか、ということも調べる必要があります。

腸チフスのメアリー

ウイルスではなく菌の話ですが、不顕性感染=無症状病原体保有者の話として「腸チフスのメアリー」にも触れます。

メアリー・マローンという無症状病原体保有者からの感染

アメリカニューヨークにおいてメアリー・マローンという住み込み料理人が居ました。

20世紀初頭にニューヨークで腸チフスが流行していた時期、メアリーが雇われた家庭のほとんどで、彼女を雇用した直後に腸チフスが発生していることが判明しました。

彼女は腸チフスの症状を呈したことがなく、自身が保菌者であるという自覚がないまま生活をしてましたが、疫病調査をしていた衛生士が彼女の糞便中から腸チフス菌を発見したために市が彼女を強制隔離しました。

その後も1年以上にわたって腸チフスを輩出し続けていたたが、彼女は検査結果を理解せず、ニューヨーク市を相手に訴訟。注目を浴びたために料理の仕事に就かないことなどを条件に隔離病棟から解放されました。

しかし、偽名を使って料理人になり、そこでも腸チフスのまん延が発生したため再び隔離され、生涯をそこで過ごしました。

元祖スーパースプレッダー

元祖スーパースプレッダーと呼ばれたメアリー・マローンですが、死後の病理解剖によって、胆嚢に腸チフス菌の感染巣があり、菌が胆汁に混ざって腸に排出され続けていたとされました。

特殊な経過を辿らないとこのような状態にはならないため腸チフスの特徴として考える必要はないですが、本人の意思にかかわらずこのようなケースがあるということは人種差別・偏見の問題として知られるべき逸話とされています。

まとめ:不顕性感染者からの感染力の研究が待たれる

  1. 不顕性感染者=無症状病原体保有者が居るというのは通常のこと
  2. 不顕性感染者から他の人に感染するかが問題
  3. ウイルスによっては不顕性感染者から他の人に感染すると言い得るものと、現実的ではないものがある
  4. 新型肺炎コロナウイルスの不顕性感染者から他人へ感染するかは不明
  5. 不顕性感染者からの感染があるとしてもその力がどうなのか研究が必要
  6. 検査をして感染していることが分からないと調べることができないのでデータが少ないと思われる

もともと、どのウイルスも微量ながら不顕性感染の力を有しており、程度問題に過ぎないのではないかと思うのです。

ただ、新型コロナウイルスは潜伏期間が長いため、感染力を持っているとすればその間に周囲にウイルスをばらまくことになるため、警戒されています。

以上