事実を整える

Nathan(ねーさん) 法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本代表がポーランドに敗れ決勝トーナメント進出:フェアプレーか無気力試合か

日本代表がワールドカップグループリーグ第三戦のポーランド戦で見せたプレーは無気力試合か?フェアプレーとは何か?という点が問題になっています。個人がそれぞれの考え方で肯定、否定することもいいですが、「規範=ルール」に則った場合にどのように解…

【NHKデマ】「受信契約は民法552条で死亡で当然解約」というデマとデマ拡散の作為性について

私が過去記事でデマ(「NHK受信契約は民法522条で死亡で当然解約」というもの)を指摘し、twitterで拡散された後も522条を説明する者が出現し、私に対する嫌がらせも行われました。 その事象についてまとめ、紹介していきます。

【余命大量不当懲戒請求】弁護士に対する共同不法行為が成立するのか?

余命大量不当懲戒請求事案の大きな論点に「共同不法行為は成立するのか?」というものがあります。本稿ではこの点に絞って検討していきますが、細かい説明は省きます。

RADWIMPSのHINOMARUに対する抗議デモ者が道交法違反で逮捕:喜久山弁護士の主張の是非

RADWIMPSの歌曲「HINOMARU」の歌詞に対して、「ヘイトである」「HINOMARUを廃盤にしろ」という主張をしていたグループの男が違法停車の道交法違反で逮捕されました。喜久山弁護士の「交差点」ではないという主張について検討します。

NHK受信料:イラネッチケーの購入と設置の際の3つの注意点

「イラネッチケーを取り付ければ受信料は払わなくてよい」という理解は危険です。正確な理解をしないとNHKに請求される可能性があります。また、弊害が出る可能性があるため、それを認識した上で購入するべきことも整理していきます。

NHKが死者の分も受信料請求:死亡後に相続人は解約手続をするべきか

NHKから既に亡くなった方の分の受信料の請求がきている件について、正確・穏当な理解と対応方法、ネット上に「552条で当然解約などという」デマがありますが、なぜデマなのかも整理します。

【余命大量不当懲戒請求】その他の問題点と疑問点

1:佐々木・北弁護士の主張の矛盾、2:異議申立期間中の提訴、3:懲戒請求取下げ4:小倉弁護士の和解契約書、5:訴訟費用のカンパ、6:弁護士会から懲戒請求者への訴訟、7:弁護士から弁護士会への訴訟、8:懲戒請求者から弁護士会の懲戒不相当判断…

臨時休業(休校)の基準:地震・大雨・台風・インフルエンザなどの感染症等の場合

地震、大雨、暴風、感染症流行等の場合に学校が休みになる基準は何でしょうか?臨時休業=休校の基準について気象庁の発表の問題についても触れながら整理していきます。

吉村大阪市長の震災時の「休校ツイート」は違法なのか?:災害対策本部設置時の権限の所在

吉村市長の「休校ツイート」に対して「違法だ」などといって非難する向きがあります。災害対策本部が設置された状況下での休校の判断権者は誰か?法体系を掘り下げました。

野党議員による速記録妨害等は公務執行妨害罪や業務妨害罪なのか?

2018年6月19日、衆議院内閣委員会でのIR法案の採決において野党議員が速記を妨害しました。公務執行妨害や業務妨害の可能性について検討します。 実は国会の自律権や議院警察権とも関係します。

「加計学園理事長の記者会見のタイミングがゲス過ぎる」という人へ

加計学園理事長の加計孝太郎氏が6月19日午前11時に記者会見を開きました。発言の要旨と問題とされている内容、テレビ朝日のセクハラ記者会見との比較をします。

余命大量懲戒請求:個人情報保護法、公益通報者保護法の精神と弁護士自治

余命大量不当懲戒請求の事案で懲戒請求者の個人情報が弁護士に伝わるのは「個人情報保護法や公益通報者保護法に違反している」 のだろうか?違法でないとしてもこれらの法の理念に照らして妥当なのか?解釈によって決まる話なので検討していきます。

東京都がヘイトスピーチ規制条例案のパブリックコメント募集:大阪市との違いからみる問題点

東京都がヘイトスピーチ禁止条例案のパブリックコメント募集中。東京都の総務局人権部企画課にも電話相談したところ、日本人がヘイトの被害者にならない規定になりそう、手続が不透明という問題があります。条例の規定と制定過程の手続の問題を指摘します。

新潟県知事選:森裕子議員の花角氏に関する森友発言は公職選挙法等に当たるのか?

森ゆうこ氏自身が違法かどうかはともかく、事実を言うだけなら何をやってもいいという理解は明確に誤りです。 裁判例の判示を引用し、森ゆうこ氏の花角氏についての森友演説を検討します。

【余命不当懲戒請求】懲戒請求者への請求額・和解額は高額か?:佐々木・北・小倉弁護士の主張の是非

過去の懲戒請求者への不法行為訴訟、原告から多数の被告に対して同種行為の訴訟が行われた三浦和義氏による訴訟との比較などから、余命大量不当懲戒事案の損害額を考えていきます。

米朝会談の合意文書(全文)と会談後のトランプ大統領記者会見の発言

米朝会談の合意文書とその後のトランプ大統領の記者会見の発言について聞き取りをしました。やっつけなので間違いが多々あるかもしれません。

【余命大量不当懲戒請求】弁護士懲戒請求の手続と弁護士自治2

弁護士の懲戒請求制度はどのようにあるべきなのか?懲戒請求があったとみなせない場合や主張自体失当の場合には、綱紀委員会の調査を走らせるべきではないのではないか?法解釈と実質論から論じていき、望ましい処理の枠組みを提示します。

黒岩たかひろ衆議院議員が新潟県知事選投票当日に「電話かけ」は公職選挙法129条違反?

プルルルル、プルルルル「お忙しいところ失礼いたします。私、「投票率を向上させる市民の会」のKと申します。」 黒岩たかひろ衆議院議員が新潟県知事選の投票日当日に新潟県民に電話かけをしたと暴露しましたが、公職選挙法違反になるでしょうか?

【2018新潟県知事選】花角英世、池田千賀子らに対するデマ情報等のまとめ

2018年新潟県知事選の候補者である花角英世(はなずみ英世)、池田千賀子(池田ちかこ)らに対するデマが多く流れました。また、デマ以外にも問題視された行為についてまとめます。

【余命大量不当懲戒請求】弁護士への懲戒請求の手続と弁護士自治1

余命ブログに乗せられた一般人が無実の弁護士に対して不当な懲戒請求を行い結果として大量になりました。弁護士の懲戒請求の手続の内容と具体的な負担、弁護士の自律的懲戒制度はなぜ認められているのかを整理します。弁護士が懲戒請求者に請求している賠償…

「二度目の人生を異世界で」まいん氏著作が出荷停止:出版社のホビージャパンと表現の自由

「二度目の人生を異世界で」のアニメが制作中止となったことに加え、原作者のまいん氏の著作について出版社が自主的発禁措置を取ったことが物議を醸しています。事実関係を整理した上で、表現の自由が護られなくなるという危惧があるのでそれについても言及…

弁護士への「大量」不当懲戒請求:余命信者と佐々木・北弁護士の和解の論点

弁護士に対する「大量の」不当懲戒請求事案が発生し、一部の弁護士が懲戒請求者に対して不法行為訴訟を提起しました。不当懲戒請求事案の事実の概要と各所で論じられている論点について簡潔に紹介していきます。